ももっちライナー
ももっちライナー(MOMOCCHI LINER)は、岡山県岡山市(岡山空港)と広島県福山市を結んでいた高速バス(空港リムジンバス)。
概要
編集2006年9月28日運行開始。岡山県が主導して、福山市を中心に広島県東部での岡山空港の利用者増加につなげようと計画し、両備バス(現・両備ホールディングス)・井笠鉄道・中国バスの3社に高速バス運行を要請して開設された路線である。しかし利用客の低迷により、2008年1月31日の運行をもって廃止された。
路線愛称は、岡山県のマスコットキャラクター「ももっち」にちなみ、座席は全便自由席で予約不要であった。
歴史
編集運行会社
編集- 両備ホールディングス(両備バス)
- 両備シビルバスカンパニー西大寺営業所が担当。
- 井笠鉄道
- 笠岡自動車営業所が担当。
- 中国バス
- 福山営業所が担当。
停車停留所
編集- 岡山空港~福山系統(2008年1月31日廃止)
<レスパール藤ヶ鳴 - 岡山空港 - 岡山IC> - <広尾 - 千間土手東 - 新橋 - 福山駅前>
- 岡山市内~福山系統(2007年7月31日廃止)
<天満屋バスセンター - 岡山駅前(ドレミの街・岡山高速バスセンター)- 岡山大学筋 - 岡山IC> - <広尾 - 千間土手東 - 新橋 - 福山駅前>
- <停留所 - 停留所>でくくった中での相互乗降はできない。
- レスパール藤ヶ鳴発着便は一部便のみ。
- 岡山IC(両備バス駐車場)で岡山 - 関西国際空港線(関西国際空港方面)に乗り換えることで、福山駅前 - 関西国際空港間の高速バスとしても利用できた。
運行経路
編集車両
編集4列シートの車両が使用される。専用車両のデザインは3社共通で、両備グループデザイン顧問を務める水戸岡鋭治が手がけた。
中国バスの所属車両は、基本デザインはそのままロゴを変更してエアポートリムジン (広島空港線)に転用し、両備バスから本路線で使われていた車両も転籍している。
井笠鉄道の所属車両は、ももっちライナー廃止後、ロゴを撤去して貸切車として使用されている。