むつ総合病院
青森県むつ市にある医療機関
むつ総合病院(むつそうごうびょういん)は、青森県むつ市にある医療機関。むつ市・大間町・東通村・風間浦村・佐井村で構成する一部事務組合、下北医療センターが運営する公立の病院である。
むつ総合病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 一部事務組合下北医療センター むつ総合病院 |
英語名称 | Mutsu General Hospital |
前身 | 市立むつ総合病院 |
標榜診療科 | 内科、神経内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、リウマチ科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、メンタルヘルス科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科 |
許可病床数 |
434床 一般病床:376床 精神病床:54床 感染症病床:4床 |
職員数 | 706 |
機能評価 | 一般・精神200床以上500床未満:Ver6.0 |
開設者 | 下北医療センター |
管理者 | 橋爪正(病院長) |
地方公営企業法 | 一部適用 |
開設年月日 | 1971年4月10日 |
所在地 |
〒035-8601 |
二次医療圏 | 下北 |
PJ 医療機関 |
概要
編集1960年、むつ市が誕生したことによりこれまで公立田名部病院、市立大湊田名部病院と名前を変えてきた公立病院が市立むつ病院と名称変更した。その後むつ市以外の各自治体も参加する一部事務組合下北医療センター設立により、組合に移管、基幹病院となり1971年「むつ総合病院」と改称。1994年病院の大幅改修を行い、創立120周年に合わせて新むつ総合病院が完成した。下北地方における重要な二次救急指定病院であり、唯一の災害拠点病院でもある[1]。
沿革
編集- 1874年 - 旧青森町の私立病院済衆社田名部分院が起源[2]。
- 1876年 - 県に移管され公立青森病院田名部分院と改称。
- 1879年 - 公立青森病院が県立青森病院に改組されたため公立田名部病院として独立。
- 1889年 - 区立田名部病院に改称。
- 1898年 - 村立田名部病院に改称。
- 1899年 - 町立田名部病院に改称。
- 1912年 - 建物設備内容等の基準不適格のため、町立田名部医院に改称。
- 1936年 - 院舎新築落成に伴い組織を変更公立田名部病院に改称。
- 1959年 - 市政移行に伴い市立大湊田名部病院に改称。
- 1960年 - 市名変更により市立むつ病院に改称。
- 1972年 - 救急病院に指定される。
- 1974年 - 旧医療法の規定により総合病院化。市立むつ総合病院に改称。
- 1978年 - 一部事務組合下北医療センター設立により、組合に移管、基幹病院となりむつ総合病院に改称。
- 1982年 - へき地中核病院指定。
- 1995年 - 新病院完成。
- 2014年 - 青森県DMAT指定病院に認定。
- 2015年 - 医療事故により入院患者2人が死亡。後和解[3]。
診療科等
編集医療機関の指定等
編集- へき地医療拠点病院
- 救急告示病院
- 青森県災害拠点病院
- 労働災害者災害補償保険法指定医療機関
- 労災保険二次健康診断等指定医療機関
- 臨床研修指定病院
- 生活保護法指定医療機関
- 育成医療指定医療機関
- 第二種感染症指定医療機関
- 精神保健法指定医療機関
- 特定疾患治療研究事業指定医療機関
- 難病医療指定医療機関
- 小児慢性特定疾患治療研究事業指定医療機関
- 地域周産期母子医療指定病院
- 下北地域リハビリテーション広域支援病院
- 原子力災害医療協力病院
- がん診療連携拠点病院
- 肝疾患に関する専門医療機関
- 養育医療指定医療機関
- 身体障害者福祉法指定医療機関
- 母体保護法指定医療機関
- 精神通院医療指定医療機関
- 特定不妊治療費助成事業指定医療機関
- 青森県DMAT指定病院
- 更生医療指定医療機関
- 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律に基づく指定通院医療機関
交通アクセス
編集脚注
編集- ^ 病院の概要むつ総合病院
- ^ 沿革むつ総合病院
- ^ 医療ミス2人死亡 カテーテル挿入誤る Archived 2016年5月18日, at the Wayback Machine.河北新報2015年12月1日付