まめぶ汁
概要
編集クルミや黒砂糖を包んだ団子を、野菜、焼き豆腐、油揚げ、かんぴょう等と共に昆布と煮干しの出汁で煮込んだ料理である。まめぶ(豆ぶ)とは、中に入っているクルミ入りの団子を指す。冠婚葬祭時のハレ食として作られる料理だが、慶事には団子を大きく、凶事には団子を小さく、出汁を昆布のみの精進料理にすることで区別している。
もとは、旧山形村(現久慈市山形町)や旧久慈市西部などで伝えられていたが、2010年頃から久慈市全域で認知され始め、2011年東日本大震災以降、炊き出しとともに広まる[1]。そして、2013年放送のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』内で、北三陸市(ドラマ中の架空の町で岩手県久慈市がモデルとされている)名物として、「おかずかおやつか分からない微妙な食べ物」と[2]紹介され、ドラマの大ヒットと相乗する形で一気に知名度を上げた。
作りかた
編集脚注
編集- ^ “「あまちゃん」現地レポ。衝撃! 久慈のひとは「まめぶ」を知らなかった”. exciteニュース (エキサイトレビュー). (2013年4月29日). オリジナルの2013年5月16日時点におけるアーカイブ。
- ^ “まめぶ盛況じぇじぇ 「あまちゃん」に登場、久慈の郷土料理”. 河北新報 (河北新報社). (2013年5月16日). オリジナルの2013年5月27日時点におけるアーカイブ。