ぺるりん
ぺるりんは、下田商工会議所青年部が2015年(平成27年)に考案[1]した下田市PRマスコットキャラクター。カタカナ表記によく間違えられるが、ひらがな表記が正しい。
ぺるりん | |
---|---|
対象 | |
分類 | 市町村のマスコットキャラクター |
モチーフ | ペリー、ペンギン、下田市章 |
性別 | 不明 |
名称
編集プロフィール
編集来歴
編集存在を巡る論争
編集誕生後、PR活動に精を出していたが、翌2016年(平成28年)7月に着任した福井祐輔下田市長(当時)が「外国の偉人をゆるキャラにしてちゃかすのはどうか」と発言したことにより勃発[4]。青年部側は「敬意は払っている」と反論するも、両者の溝は埋まらず、福井は在任中オフィシャルな場において否定的な発言を繰り返してきた。ぺるりんの活動自体は制限されていないものの、福井の発言の中には「私の出席する行事には出てほしくない」旨のものもあり、実際、ぺるりんが出席することを理由に福井が行事への出席を急遽キャンセルしたこともあった。
一方、下田市の広報誌「広報しもだ」において、ぺるりんの活動報告・今後の活動予定を紹介する目的で不定期に掲載されていた「ハローぺるりん」コーナーが、2018年(平成30年)4月号より突如何の説明もなく掲載が打ち切られ、再開することなく現在に至る。
また、下田商工会議所へ交付しているぺるりんの運営経費への補助金も削減されたことから、不足分を補填すべく商工会議所では「ぺるりん応援基金」を設立、寄付を呼びかけている。
一方、市民有志が商工会議所の許諾を得て「ぺ印雑貨」のブランド名でキャラクターグッズを各種開発・発売している。売上金の一部をぺるりんの活動資金として寄付することを目的としており、2024年(令和6年)5月に10万円を寄付した[5]。
福井によるぺるりんの存在を否定する言動の背景には、福井が初当選した2016年(平成28年)6月の下田市長選において、下田商工会議所が対立候補であった当時の現職の楠山俊介の側について応援していたことへの意趣返しであるとの見方が強い。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “アーカイブされたコピー”. 2016年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月25日閲覧。
- ^ 『黒船祭第80回記念誌』黒船祭執行会事務局、2020年3月。
- ^ “きょうのニュース 2023年10月27日放送 - YouTube”. 下田有線テレビ放送SHK公式チャンネル https://www.youtube.com/@shk7380 より. 2023年10月28日閲覧。
- ^ http://www.asahi.com/articles/ASJ8Z3HCSJ8ZUTPB003.html
- ^ “ぺ印雑貨”. 2024年6月29日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- ぺるりんオフィシャル (perurinofficial) - Facebook