ぶどう色1号
ぶどう色1号(ぶどういろ1ごう)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた色名称の1つである。
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16進表記 | #35271D |
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RGB | (53, 39, 29) |
マンセル値 | 5YR 1.5/2 (近似値) |
出典 | 鉄道ジャーナル通巻217号 特集「鉄道車両 色彩の美学」 |
概要
編集鉄道省時代から客車および電気機関車・ディーゼル機関車・電車・気動車に採用されていた色である。これは、車両が蒸気機関車の煤煙によって汚れるため、汚れが目立たないように明るい塗装をしないほうが良い、と考えられていたことも一因である。
気動車については1935年(昭和10年)から製造されたキハ42000形で、「軽快色」と通称された青(後の青3号)と黄褐色(後の黄かっ色2号)のツートーンカラーが初めて採用され、他の気動車も順次塗り替えられた。
1955年(昭和30年)、10系客車の登場を契機として、それまで本色が使用されていた電車・客車・電気機関車については、より明るめのぶどう色2号に変更されることになり、本色は廃止された。