ひまわり (ラジオドラマ)
日本のラジオドラマ作品
『ひまわり』は、日本ラジオドラマ作品。日本のシナリオバンク、 プレイワークス(主宰:岩井俊二)によるプレイワークスプロジェクトラジオドラマ第12弾。
概要
編集JFN系『円都通信 -YEN TOWN REPORT-』にて、2005年11月26日から2006年1月21日まで、全10話放送。
原題は『ひまわりの咲く場所』。脚本を担当した今井孝史の脚本家デビュー作となる。
作者が阪神淡路大震災のある新聞記事を見たことにより、執筆したもの。
なお、登場人物の名である“ひまわり”は、神戸の震災復興のシンボルの一つである。
スタッフ
編集キャスト
編集ストーリー
編集向日葵(14歳)は、野球を愛してやまない中学生の女の子。 周囲に無理と言われようとプロ野球選手を目指す。 そんな向日葵を、母・房江は暖かく見守っている。
房江は現在一人で切り盛りする美容院をたたむか迷っていた。 カメラマンとして単身東京にいる、向日葵の父・政宗と一緒に暮らす為だ。
家族がバラバラに暮らして数年。年頃になった向日葵は、房江と政宗の関係に、家族の形に疑問を持つ。 房江が病気を患った時、カメラの仕事を優先させた政宗のことを 許せない、そんなわだかまりもあったからだ。
それでも、房江は再び家族三人で暮らすことを夢見て 動き出す。 そこへ、巨大地震が家族を飲み込んで――。