アイタカー
概要
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歴史・リポーター
編集人員の採用はRKBの「スナッピー」同様、本体ではなく子会社のKBC UNIE(持株会社化以前はKBCメディア)が行い、合格者はここの契約社員という形で日々の業務にあたる。
ラジオ番組における現場リポートを行うという点では他局と同じ。不測の事態に備えるという意味もあり乗務・報告中は常に複数名で行動する。またキャスタードライバーは、KBC UNIEの契約社員であるという点も目に付けられ、一定以上の経験を積むとテレビ・ラジオのスポットニュース担当要員として起用されることもある。卒業者は、タレント、他の放送局のキャスターなどに転身するケースも少なくない。
KBCのラジオカーは、全国的に後発となる1978年10月に発足[1]し、長らく「ひまわり号」[2]の愛称で親しまれたが、九州朝日放送が2019年に創立65周年を迎えることになり、同年1月より新たに福岡県内60全市町村を廻るプロジェクト「ふるさとWish」の一環として、ラジオカーの愛称を「アイタカー」に改称した[3]。同時にリポーターの職名・制服も一新、「ひまわり号」時代に引き続き女性リポーターのみだった2023年度まではリポーターを「アイタガール(AitaGIRL)」と称した。 史上初の男性リポーター・神田謙信が加入した2024年からは「アイタカーリポーター」に名称を変更、引き続き従来のラジオに加えてテレビ番組でのリポートも行っている。
車両について
編集ベース車両は「ひまわり号」末期に導入された日産・ジューク[4]、「アイタカー」になった後に更新導入されたトヨタ・アクア(2代目)[5]であり、ナンバーも前者が福岡局の周波数にちなんだ「1413」[6]で、後者が北九州局の周波数にちなんだ「720」[7]になっている。2019年1月より、日産・シビリアンをベースとしたマイクロバス車両も加わり、そちらはテレビチャンネルにちなんだ希望ナンバー「1」を取得している。
またバス型車両導入と共に、福岡在住の少年画家であるモンド君が手がけた車両へとデザインを変更したが、2023年秋にはKBCの持ち株会社化に伴うロゴ変更に関連して再度デザイン変更[7][6]が行われている。
メンバー
編集2024年7月現在のメンバー(アイタカー)
編集※4期までは「アイタガール」としての加入の為、「アイタガール」表記としている。
- 大川紫磨(おおかわ しま、2023年4月加入[8]、アイタガール4期)
- 井上桃子(いのうえ ももこ、2023年4月加入[8]、アイタガール4期)
- 深川優月(ふかがわ ゆづき、2024年4月加入、アイタカー5期)
- 瀧心海(たき ここみ、2024年4月加入、アイタカー5期)
- 大久保美咲(おおくぼ みさき、2024年4月加入、アイタカー5期)
- 神田謙信(こうだ けんしん、2024年4月加入、アイタカー5期)
過去のメンバー (ひまわり号)
編集- 山本華世
- 原田愛子
- 神尊美帆
- 16期OG。KBCニュースのキャスターを務めている。
- 工藤奈穂
- NHK大分放送局で夕方のニュースを担当した。
- 平田理絵
- 長麻未
- 松尾めぐみ
- ひまわり卒業後、OBS大分放送で朝の情報番組「おはようナイスキャッチ」に2013年3月まで出演していた。
- 吉富麻衣
- 現在はKBCラジオの「聞けばだいjob! げんき企業応援隊!」「きかせて福岡県」に出演中。
- 松尾有里子
- 2010年3月卒業
- 中村美奈
- 2010年3月卒業
- 宮本智恵
- 2011年3月卒業
- 古澤のぞみ
- 浅井美幸
- 2012年3月卒業、現在は、岐阜放送のアナウンサー
- 猪崎新奈
- 2013年3月卒業、現在はKBCラジオおはようラジオ早朝便パーソナリティー
- 上田恵子
- 2013年3月卒業、現在は「ジャンボ」のニックネームで、KBC「めぐみのラジオ」の「ギラヴァンツ・ギラリ!」を担当。かつてはらぶチャンネルパーソナリティー。
- 西口奈来
- 福田あかり
- 宮島明子
- 村田沙也香
- 坂田典子
- 山下毬絵
- 2018年3月卒業、現在はあいテレビのアナウンサー。
- 辻成美
- ひまわり号27期→アイタガール1期。2019年3月卒業。卒業後は「J:COM×KBC ケーブルニュース(J:COM福岡)」のキャスター等で活動している。
- 濱野莉世(はまの りぜ)
- 田代梓奈
- 岡部来亜(おかべ らいあ)
過去のメンバー (アイタカー)
編集関連項目
編集- スナッピー (ラジオカー)(RKBラジオカー)
- KBCふるさとWish
- 西部警察PART1:九州ロケの第64話「九州横断大捜査網!!」で、ひまわり号が登場している。
- MANDAN(2024年度下半期、水曜日の永松文太担当回のアシスタントとして、4期生、5期生の中から毎週1名がアシスタントを担当)
脚注
編集- ^ 1978年撮影 初代・KBCラジオカーひまわり号がスタートする様子(00m00s〜) - YouTube
- ^ ただし、1990年度から1992年度までの“KBC-INPAX”編成に限り、「INPAX号」に車名を変えていた。
- ^ KBCラジオ アイタカー
- ^ 同時期に九州の系列局では、熊本放送の「ミミー」3号車としても同車種が導入されたが「ミミー」3号車は程なくして事故廃車となっている。
- ^ 永らく「ひまわり号」時代に導入され、それまで8ナンバーと3ナンバーしか存在しなかった歴代ひまわり号では初の5ナンバー扱いだった初代アクアの初期型を運用していたが、2023年5月に更新となった。車両選択の傾向としては同メーカーのハイブリッド車であるプリウスをラジオカーに採用し続けている中国放送に似ているところがあり、同様の傾向がある宮崎放送共々、ライバル局のRKBラジオ(スナッピー3号)等シエンタの採用例の多い九州内の他AM民放局とは一線を画している。
- ^ a b @aitagirl_kbc (2023年9月29日). "こちらが新しいラッピングになったジュークです!". X(旧Twitter)より2024年2月1日閲覧。
- ^ a b @aitagirl_kbc (2023年9月29日). "私たちのアイタカーのラッピングが新しくなりました❤️". X(旧Twitter)より2024年2月1日閲覧。
- ^ a b @aitagirl_kbc (2023年4月3日). "【🌸新メンバー加入のお知らせ🌸】". X(旧Twitter)より2023年4月3日閲覧。
- ^ 2021年から活動。2024年現在も活動中の為、活動期間が重なっている。
- ^ [1]
- ^ a b @kbc_radio (2020年3月27日). "\アイタガール卒業式✨/ ひまわり号28期生でアイタガール1期生の田代梓奈&濱野莉世が今月で卒業します🙌..." X(旧Twitter)より2022年3月26日閲覧。
- ^ @aitagirl_kbc (2020年3月27日). "【3/27(金)♡アイタカーリポート】". X(旧Twitter)より2022年3月26日閲覧。
- ^ “濵野 莉世(ハマノ リゼ)ポニーメイツ”. 南日本放送. 2022年3月26日閲覧。
- ^ @aitagirl_kbc (2019年12月21日). "🎉HappyBirthDay🎉 本日は ひまわり号リポーター29期生..." X(旧Twitter)より2022年3月26日閲覧。
- ^ @aitagirl_kbc (2022年3月31日). "🌸アイタガール岡部来亜さん卒業🌸". X(旧Twitter)より2022年3月31日閲覧。
- ^ a b @aitagirl_kbc (2023年3月31日). "篠﨑麻由子と原実記はこの3月末でアイタガールを卒業しました!". X(旧Twitter)より2023年3月31日閲覧。
- ^ @kunisaki_narumi (2022年10月31日). "本日をもちましてKBCアイタガールを卒業致しました✨". X(旧Twitter)より2022年10月31日閲覧。
- ^ 同姓同名の女優とは別人
- ^ a b @aitagirl_kbc (2022年4月2日). "【🌸新メンバー加入のお知らせ🌸】". X(旧Twitter)より2022年4月2日閲覧。
外部リンク
編集- KBCラジオ アイタカー
- 🆕KBCアイタカーリポーター (@aitagirl_kbc) - X(旧Twitter)
- KBC アイタカーリポーター (@aitagirl_kbc) - Instagram