ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば
『ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば』は、1964年5月16日に東宝で上映された日本映画。監督は杉江敏男。併映は宝塚映画作品の『僕はボディガード』(監督:久松静児。主演:渥美清)。
ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば | |
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監督 | 杉江敏男 |
脚本 |
笠原良三 田波靖男 |
出演者 |
美空ひばり 江利チエミ 雪村いづみ |
音楽 | 神津善行 |
撮影 | 完倉泰一 |
編集 | 小畑長蔵 |
配給 | 東宝 |
公開 | 1964年5月16日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
編集1957年制作の『大当り三色娘』(監督:杉江敏男)以来、7年ぶりに美空ひばりと江利チエミと雪村いづみの三人娘が共演した映画である。
ストーリー
編集桜花学園の人気者だった美川喜美枝・江崎とし子・月村恵子の3人は、卒業後、それぞれ料亭の女将・東西TVディレクター・フランス帰りのヘアデザイナーをやっていた。そんなある日、3人は学園の恩師で、今は仲人業の清国ます子の家に呼ばれ、松谷という青年とのお見合いを勧めた。3人は喜ぶが、松谷がハゲだと知って幻滅し、「私には既に恋人が居ます」と誤魔化した。ところがます子から「その恋人を見たい」と言われ、3人はオロオロ。とりあえず喜美枝は、幼馴染みの花荻流家元の御曹司・花荻友之輔を連れて行く事に。一方とし子は、仕事仲間の青木カメラマンを「撮影」と称して連れ、恵子は自分に一目惚れしている石岡を連れて行く事にした。だが当日、青木と石岡の行動から2人はニセモノだとばれ、喜美枝も友之輔との口論の末、1人で来てしまった。そんな3人に、ます子はパイロットの高野修という青年を紹介。ところが3人は高野を見てギョッ!彼は前日、3人が車をぶつけてケンカをしそうになった相手だったのだ。喜美枝をよそに、とし子と恵子は大喜び。だが後日、高野には既にフィアンセが居た事が分かって大ショック!しかし…!!
キャスト
編集スタッフ
編集備考
編集●劇中、喜美枝・とし子・恵子が学生時代を回想する場面では、三人娘の初共演作『ジャンケン娘』(1955年東宝。監督:杉江敏男)のシーンがインサートしているが、『ジャンケン娘』では、美空は阿佐見ルリという学生、江利は千明由美という学生(ルリの親友)、雪村は雛菊という舞妓をそれぞれ演じており、本作の役どころとは違っている。
●美空、江利、雪村の役名は、上は芸名のもじり、下は各母親の名前となっている。