ひとつおぼえの
「ひとつおぼえの」は、日本の楽曲。作詞:木庭しげる、作曲:寺島尚彦。
みんなのうた ひとつおぼえの | |
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歌手 | オッコ |
作詞者 | 木庭しげる |
作曲者 | 寺島尚彦 |
映像 | アニメーション |
映像制作者 | 亀井武彦 |
初放送月 | 1970年8月 - 9月 |
概要
編集1970年8月 - 9月、NHKの『みんなのうた』で紹介。「一つ覚えの歌」に関する家族をイメージした歌で、1番はピアノが難しいと嘆く主人公、2番から4番はギター好きの兄・テレビドラマ主題歌の好きな母・風呂の中で歌う父の様子、そして5番は窓の外から聞こえる虫の音を家族が聞き入る内容。歌は1番と5番がスローテンポの3拍子だが、2番から4番までは明朗な4拍子と、対照的なテンポとなっており、またイントロ部と5番前の間奏は、ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲の『ピアノソナタ第14番』のパロディである。歌は当時フォークシンガーだった「オッコ」こと野呂ひとみ。映像は亀井武彦製作のアニメ。
当時オッコがキングレコード所属であるため、キング発売の『みんなのうた』関連LPレコードには収録されたが、再放送やDVD化はされていない。
出典
編集- 「NHKみんなのうた 第11集」(日本放送出版協会)51 - 53頁 1982年(第17冊)