はこね・おだわら昆虫館
神奈川県小田原市にある博物館
はこね・おだわら昆虫館(はこねおだわらこんちゅうかん)とは神奈川県小田原市南町にある昆虫博物館である。
2007年、館長の佐藤勝信氏(神奈川県立小田原高等学校生物部OB)[1]の私蔵の2万点に及ぶ昆虫標本を、館長の自宅の一部を博物館として市民に対し無料公開したものである。 館内ではケース展示と共に壁に展示されている標本は、子どもたちが実際に触って昆虫を感じることが出来るように工夫展示されている。 標本の中には国内に数例しかないといわれる珍種も含まれていたが、2013年7月に一時閉館となった。 その後貴重な標本の散逸を防ぐために小田原市に寄贈されることになり、小田原市郷土文化館での展示が検討されていたが[2]、標本は戻され再開された。現在は、土、日のみ開館されている。
関連項目
編集外部リンク
編集参考文献
編集- 佐藤勝信 1989『箱根の昆虫―はこねを食べる妖精たち (かなしんブックス 29 箱根叢書 14)』 神奈川新聞社 ISBN 978-4876451067
- 佐藤勝信、辻満芳雄 2003『はこね花めーる―箱根からの自然便り』 夢工房 ISBN 978-4946513862
- 佐藤勝信 2002『湘南博物誌―身近な生きもの観察の手引 (小田原ライブラリー (9))』 夢工房 ISBN 978-4946513800
- 佐藤勝信、松浦正郎 1985『箱根の植物―ガイドブック (1985年) (かなしんブックス〈7〉) 』 神奈川新聞社 ASIN B000J6QPL8