湊町リバープレイス

なんばHatchから転送)

湊町リバープレイス(みなとまちリバープレイス)は、大阪市浪速区湊町一丁目[1]にある、多目的複合イベントスペースである。八角形の宇宙船のような形が特徴。

湊町リバープレイス
情報
用途 ホール店舗事務所都市高速道路広場
設計者 大阪市住宅局営繕部、安井建築設計事務所
施工 鹿島前田中林 特定建設工事共同企業体
建築主 大阪市
事業主体 大阪市
管理運営 (財)大阪市都市建設技術協会
構造形式 RC、S、SRC造
敷地面積 17,930.64 m²
延床面積 21,451.80 m²
階数 地下2階、地上7階、塔屋1階
高さ 44.9m
着工 1999年3月
竣工 2002年3月
開館開所 2002年7月16日
所在地

556-0017
大阪市浪速区湊町1-3-1

地図
地図
座標 北緯34度40分6.3秒 東経135度29分44.7秒 / 北緯34.668417度 東経135.495750度 / 34.668417; 135.495750
備考 [要出典]
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湊町船着場

本項では、同建物内にある阪神高速道路湊町パーキングエリア (PA) についても記述する。

概要

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大阪市の都市構造再編プロジェクト「ルネッサなんば」のウォーターフロントゾーンとして、旧国鉄湊町駅(現 JR難波駅)の貨物ヤード跡地に開発され、2002年7月16日に開業した。

プラザ1(地下2階)、プラザ2(1階)、プラザ3(2階)の屋外イベントゾーン3箇所と、エフエム大阪の社屋(プラザ3にオープンスタジオを設置している)、3階から6階を占めるライブハウス「なんばHatch」およびオフィスなどで構成されており、音楽・パフォーマンスイベントや展示会に幅広く使用されている。また、建物の一部を阪神高速道路の湊町出入口と共有しているほか、2階は湊町PAとしても利用されている。なお、湊町リバープレイスの他の施設と同PAは接続していない。

北側には道頓堀川を航行する遊覧船が使用する湊町船着場があり、また、道頓堀川に架かる浮庭橋を渡って南堀江にアクセスできる。南側には千日前通阪神高速15号堺線)を挟んでJR難波駅や大阪シティエアターミナル (OCAT) およびバスターミナルがあり、地下通路で連絡している。

主な入居施設

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なんばHatch

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なんばHatch(なんばハッチ)は、本施設の中核施設となるライブハウス。当施設の3階から6階までを使用している。名称は、建物の外観が八角形であることが由来で、DJの谷口キヨコが命名した[2]

2002年7月16日・17日に開催された「大阪-シカゴ ブルースフェスティバル」でオープン(オーティス・クレイビリー・ブランチデボラ・コールマンらが出演)[3]

日本のライブハウスとしては唯一、優良ホール100選に選ばれている。

  • 施設概要
    • 1階席(施設5階) - 602席[4](スタンディング1,778人)、ドリンクコーナーなど[5]
    • 2階席(施設6階) - 153席[4]
    • 入口、ロビー、レストランなど(施設3階)[5]
    • 楽屋、倉庫(施設4階)[6]

湊町PA

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湊町パーキングエリア

湊町パーキングエリア(みなとまちパーキングエリア)は、阪神高速道路15号堺線パーキングエリア (PA) である。当施設の一部(2階部分)を共用している。

当PAは15号堺線堺方面からの湊町出口の出路より分岐して入場し、出場後は1号環状線信濃橋方面への湊町入口の入路に合流する。そのため、当PAを利用した場合は湊町出口を利用できなくなる[注釈 1]

自動販売機の管理は京阪レストランに委託されている。

交通

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地下通路(駅コンコース)からの最寄りの出口番号は「26-B」である。

脚注

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注釈

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  1. ^ 誤って進入した場合、次の出口は1号環状線信濃橋出口となる。

出典

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  1. ^ 元来の湊町と難波(旧 東円手町)の境界線上に立地している(1980年現行住居表示実施)。
  2. ^ OTHERS”. OSAKA-INFO 大阪観光情報. 大阪観光コンベンション協会. 2013年5月17日閲覧。
  3. ^ 湊町リバープレイスが7月16日にオープン
  4. ^ a b 座席表 (PDF) - なんばHatch(2012年1月31日閲覧)
  5. ^ a b INFORMATION - なんばHatch(2013年3月18日閲覧)
  6. ^ なんばHatch 施設概要”. 2008年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年10月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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