ど根性ポプラ

岩手県大船渡市にあるポプラの木

ど根性ポプラ(どこんじょうポプラ)は、岩手県大船渡市三陸町越喜来にあるポプラ

ど根性ポプラ

概要

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昭和三陸地震1933年)、チリ地震1960年)、そして東北地方太平洋沖地震2011年)と、3度の地震による津波で被災した[1]樹高約25〜27mのポプラで、東日本大震災時の三陸町では津波被害が最も大きく、ほぼ壊滅した越喜来地区の中央に一本だけあって、津波に飲まれながらも倒れずに耐え抜いたことから、後に地区の人々よりそう呼ばれるようになった。

沿革

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  • 昭和初期頃 - 店舗兼自宅の敷地の裏庭に、経営者の母が植えた[1]
  • 1933年(昭和8年) - 昭和三陸地震で被災
  • 1960年(昭和35年) - チリ地震で被災
  • 1992年頃 - 落雷の危険性から伐採するという話が住民の間で上がったが、予算上の都合で伐採されず生き残った。
  • 2011年(平成23年)3月11日 - 14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震による大規模な津波が東日本の太平洋沿岸部を襲い、ポプラの木も3分の2程が水に覆われた[2]
  • 2017年 - ポプラの周辺2400m2を多目的広場として整備中[3]

所在地

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ど根性ポプラ
  • 岩手県大船渡市三陸町越喜来杉下24[4]

アクセス

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯39度07分02.2秒 東経141度48分50.51秒 / 北緯39.117278度 東経141.8140306度 / 39.117278; 141.8140306