とんでもクライシス!

1999年のポリゴンマジック、テクモが開発のゲーム

とんでもクライシス!』 (Incredible Crisis) は、1999年6月24日に発売されたPlayStationゲームソフト[1]

とんでもクライシス!
ジャンル アクションバラエティ
対応機種

PlayStation

アーケード
開発元

ポリゴンマジック

テクモ
発売元 日本の旗 徳間書店
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗 Titus
人数 1人
メディア CD-ROM1枚
発売日 日本の旗 1999年6月24日
アメリカ合衆国の旗 2000年11月6日
欧州連合の旗 2000年11月24日
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概要

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アクションゲームパズルゲーム等の様々なミニゲームによって構成されるゲーム集である。音楽は東京スカパラダイスオーケストラが担当しており、声は夏木マリ笑福亭鶴光といった人物が担当[1]

連打系のミニゲームが多く収録されており、ゲームの難易度は総じて高めである。

ストーリーは一貫して、ごく平凡な家族がおばあちゃんの誕生日会に間に合うように様々な障害を跳ね除け、帰宅しようというものである。その障害とは、サラリーマンがUFO騒ぎに巻き込まれたり(インデペンデンス・ベイ)、普通の主婦が銀行強盗犯に連れ去られ(狼達の午後いち)、挙句に戦闘機を操縦してみる(トップがんもどき、ベアー・ウォーズ)など、破天荒なものばかりである。

各ミニゲームには共通で表示される余裕度メーターがあり、これが低ければ低いほど優秀な成績になる。ダメージを受ける・誤答するといったミスをするとメーターが溜まり、満タンになると失敗となる。また、余裕度メーターと一緒に表示される数字はコンティニュー回数になっており、これが0になった状態で失敗するとゲームオーバーになり、セーブポイントからやり直しになる。パート終了後に評価をうけ、優秀な成績を収めればコンティニュー回数を増やせる。各パート終了後にはセーブ可能。

この作品は映画マニアの感性で作られた作品と言われており、『めまい』『スピード』『新幹線大爆破』『タイタニック』など多くの映画のパロディとしての性質を持っている。 また、主人公が一般市民であるからこそ、破天荒な展開がジョークとして通用するのであるという指摘もある[1]

エンディングの最後に「To Be Continued」と表示されるが続編は制作されていない。

ミニゲーム

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父・種男の章

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母・悦子の章

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長男・ツヨシの章

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長女・リリカの章

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キャスト

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脚注

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  1. ^ a b c 株式会社QBQ編 『プレイステーションクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118346 p108