ところはつえ
ところ はつえ(ところ はつえ、1948年8月31日 - )は、日本の漫画家。動物や子供が主人公の、ほのぼのとした4コマ漫画を手がけた。
茨城県那珂湊市(現:ひたちなか市)生まれ。血液型B型。高校卒業後、スタジオ・ゼロに入社する。22歳のときに『ピーナッツ』をヒントに描いた4コマ漫画『にゃんころりん』を出版社に持ち込み[1]、1971年から『週刊マーガレット』(集英社)で連載された。当時は少女漫画の4コマが衰退していた時期で試験的な掲載であったが、人気となり7年半に及ぶ長期連載となった[1]。他の作品に『ちびブタプチブー』『ぷわぷわ・ウー』『たんぽぽたん』などがある[2]。
コミックス
編集- 『にゃんころりん』全4巻、集英社〈マーガレットコミックス〉、1974 - 1979年
- 『ちびブタプチブー』全2巻、集英社〈マーガレットコミックス〉、1980 - 1981年
- 『ぷわぷわ・ウー』全1巻、集英社〈マーガレットコミックス〉、1989年
- 『たんぽぽたん』全1巻、集英社〈りぼんマスコットコミックス〉、1994年
- 『にゃんころりん ベストセレクション』全1巻、復刊ドットコム、2014年、ISBN 978-4835450414
脚注
編集- ^ a b 文藝春秋編『少女マンガ大全集』文春文庫ビジュアル版、1988年、749頁
- ^ トミヤマユキコ. ブサイク女子のユートピアはここにあった——『しこめちゃん』の巻 | マンバ通信 - マンバ. 2019年9月18日 2021年9月22日閲覧
- ^ 週マ伝説の4コマ「にゃんころりん」ベスト刊行、新作も - コミックナタリー. 2014年3月10日. 2021年9月22日閲覧