さだめ川
「さだめ川」(さだめがわ)は、1975年7月25日に発売されたちあきなおみのシングルである。
「さだめ川」 | ||||
---|---|---|---|---|
ちあきなおみ の シングル | ||||
初出アルバム『ゴールデン・スター・ワイド・デラックス』 | ||||
B面 | 海郷 | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチレコード | |||
ジャンル | 演歌 | |||
時間 | ||||
レーベル | 日本コロムビア | |||
作詞 | 石本美由起 | |||
作曲 | 船村徹 | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ちあきなおみ シングル 年表 | ||||
| ||||
解説
編集それまで「四つのお願い」をはじめとするお色気アイドル路線や「喝采」をはじめとするドラマチック歌手として活動していた[独自研究?]ちあきが初めて演歌路線の楽曲を歌った。これには前作「恋慕夜曲」からちあきのプロデューサーに就任した中村一好(後に都はるみの公私にわたるパートナーになる)の影響があるといわれている[誰によって?]。
作詞は石本美由起、作曲は船村徹。後にちあきの楽曲を数多く手がけ、ちあきの特集番組でも多くのコメントを残している[いつ?]船村が初めてちあきの楽曲の作曲を担当した。
ちあきは同年の『第26回NHK紅白歌合戦』で本楽曲を歌唱した。紅白のステージでは、作曲者の船村がギター演奏をした。
当時日本コロムビアに在籍していた飯塚恆雄によると、ディレクターと2人でちあきの楽屋を訪れた際に、「さだめ川をレコード化すれば10万枚を下回ることはない」、さらに「もし売れなかったら銀座を逆立ちして歩いてもいいよ」と言ってしまったという。結果的には、本曲の売上はなんとか10万枚を超えた[1]。
収録曲
編集- さだめ川 [3:46]
- 海郷 [3:48]
カバー
編集脚注
編集- ^ 飯塚恆雄『ニッポンのうた漂流記 ロカビリーから美空ひばりまで』2004年、河出書房新社、254-255頁。ISBN 4-309-01659-6。