さくら道
この項目「さくら道」は加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。 加筆の要点 - 「佐藤桜」というものがこのさくら道においてどういう位置づけにあるかについて (貼付後はWikipedia:加筆依頼のページに依頼内容を記述してください。記述が無いとタグは除去されます) (2022年9月) |
概説
編集太平洋側にある愛知県名古屋市から日本海側にある石川県金沢市までの国鉄バス名金急行線の車掌・佐藤良二は、岐阜県荘川村(現高山市)にある御母衣ダム建設によって水没する集落の象徴だった桜の木(荘川桜)がダムの畔に移植され、見事に開花したことに感動し、「太平洋と日本海を桜で繋ごう」と1966年(昭和41年)から名金急行線の沿線(国道304号・国道156号ほか)に、だだ一人で桜の苗木を植え始めた[1]。1977年に志半ばにして病で倒れ47歳で亡くなるまでの12年間に、約2,000本の桜を植えた[1]。起点の名古屋城本丸前にはその1,000本目、終着点の金沢市兼六園に1,500本目がある。
この話は『さくら道』(中村儀朋・著/風媒社・刊)およびそれを映画化した『さくら』(1994年)のモデルとなっただけでなく、国語の教科書にも載った。
名金急行線は廃止され佐藤も故人となったが、桜の花の天の川をかけたいという佐藤の意志は、地元の有志達に受け継がれ、桜の苗木は植え続けられている[1]。その桜は荘川桜と共に毎年咲き誇り名古屋と金沢を結び、旧名金急行線沿線では『さくら道国際ネイチャーラン』などのイベントが行われている。さくら道国際ネイチャーランは、佐藤の意志を絶やすまいとして生まれた、名古屋城から金沢の兼六園にある佐藤桜までの約250キロメートルの距離を36時間以内で走る耐久レースで、毎年4月の桜が咲く時期に開催されている[1]。
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名古屋城
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兼六園
映画版
編集テレビドラマ版
編集『読売テレビ開局50年記念ドラマ ダイワハウスドラマスペシャル・さくら道』(よみうりテレビかいきょくごじゅうねんきねん -・さくらみち)として、2009年3月17日の21:00 - 23:03(JST)に、読売テレビの制作により、日本テレビ系列で放送され、副音声では解説放送を実施し、連動データ放送も実施した。視聴率は8.5%。
当作品は、乳癌であったことを告白した赤木春恵のテレビドラマ復帰第1作でもあった。
出演
編集- 佐藤良二 ‐ 緒形直人
- 佐藤光代 ‐ 薬師丸ひろ子
- 小林美樹 ‐ 志田未来
- 佐藤未央子 ‐ 菅野莉央
- 鈴木三郎 ‐ 田中要次
- 佐藤仁吉 ‐ 井川比佐志
- 曽我ヨネ ‐ 赤木春恵(友情出演)
- 笹部新太郎 ‐ 笹野高史
- 武者小路実篤 ‐ 大滝秀治
- 田山涼成
- 吉満涼太
ほか
事前番組
編集放送日時は、すべて読売テレビ基準とする。
- さくら道〜知られざる“奇跡の桜”物語〜
- 2009年3月15日 16:25 - 17:20
- 2009年3月17日 20:54 - 21:00
※ この『まもなく!さくら道』がネットされた局は、実質20:54からのフライングスタートとなっている。