くるまマイスター検定
くるまマイスター検定(くるままいすたーけんてい)は、一般社団法人日本マイスター検定協会が主催する、自動車の知識に関する検定試験である。過去回では経済産業省が後援したこともあった[2][3]
くるまマイスター検定 | |
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略称 | くる検 |
実施国 | 日本 |
資格種類 | 民間 |
認定団体 | 日本マイスター検定協会 |
認定開始年月日 | 2014年[1] |
等級・称号 | 1級/2級/3級プロ/3級/4級/ジュニア |
公式サイト | https://www.meister-kentei.jp/car/ |
ウィキプロジェクト 資格 ウィキポータル 資格 |
概要
編集「くるま」へ興味をもってもらうこと、「くるま産業」の発展等を目的とし、2013年8月20日に開催を発表。第一回は2014年3月16日に2級・3級が全国3会場で実施され、890名が志願した。そのうち受検者815名に対し、合格者556名となった。[1]
第二回は2014年11月16日に1級とジュニア級を追加した4階級で実施され、会場も全国6会場に拡大された。645名が志願し571名が受検、合格者237名となった。最難関として登場した1級合格者は1名も居らず、趣味の検定としては異例の難易度となり話題になった。3級は入門級のためか、第一回、第二回ともに8割以上の合格率があった。[4]
第三回は2015年11月29日に第二回と同様の4階級、全国6会場で実施された。(名古屋会場はトヨタ博物館)過去最高となる受検者1,303名、合格者855名となり、先回合格者が出なかった1級も全国で14名が合格した。他級についても合格率は高く、3級89.9%、2級55.4%、1級21.9%であった。[2]
第四回は2016年11月27日に規模を拡大して全国10都市12会場で実施された。(札幌・横浜・富士スピードウェイ・広島会場が新設)受検者も大幅に増えて3,263名、合格者2,195名となった。合格率は3級94.2%、2級58.5%、1級28.1%であった。[3]
試験
編集- 1級
- 2級合格者のみが受検可能。草創期の歴史から、くるまに関わる型式、名称、仕様、動向、モータースポーツ関連、モータースポーツでのドライバーの動向、くるまに関わる経済関連など全てにおいての最新情報まで、くるまに関わる全てのジャンルから幅広く問われる。
- 2級
- くるまの歴史やモータースポーツや経済関連やくるまの最新情報その他、具体的な車種名や型式などが問われる。
- 3級
- くるまに関する歴史や国内外メーカー、基本的なメカニズムなどが問われる。
- 3級プロ
- 3級と同じ問題を半分の時間で解く
- ジュニア
- 街で見かける自動車メーカーや車種、交通ルールなど、くるま社会の一般的な知識が問われる。
公式ガイドブック
編集ベストカーを発行する講談社ビーシーより「クルマ情報自慢」という書籍が開催の都度、発売されている。
応援団
編集各回に応援団員と称される著名人が起用される。第8回では以下のメンバーが起用された[5]
備考
編集トヨタ自動車を中心に業界内でも利用が進んでいる。民間資格のため公的な資格ではないが、履歴書にも記載が可能。特に自動車業界を受験する場合には記載される例もある。第四回は経済産業省や自動車技術会などが後援、トヨタ自動車や日産自動車、ルノー・ジャポンなどが協賛。第三回は経済産業省後援、トヨタ自動車協賛。 顔写真入り合格者カードも販売。
脚注
編集- ^ a b “第1回くるまマイスター検定結果概要ならびに次回開催日のお知らせ” (PDF). 一般社団法人日本マイスター検定協会 (2014年4月11日). 2019年11月4日閲覧。
- ^ a b “第3回「くるまマイスター検定」結果ならびに次回開催日のお知らせ” (PDF). 一般社団法人日本マイスター検定協会 (2015年12月22日). 2019年11月4日閲覧。
- ^ a b “第4回「くるまマイスター検定」結果ならびに次回開催日のお知らせ” (PDF). 一般社団法人日本マイスター検定協会 (2016年12月19日). 2019年11月4日閲覧。
- ^ “第2回「くるまマイスター検定」結果ならびに次回開催日のお知らせ” (PDF). 一般社団法人日本マイスター検定協会 (2014年12月10日). 2015年1月8日閲覧。
- ^ “受験のサポーターくるまマイスター検定(くる検)”. 一般社団法人日本マイスター検定協会. 2019年11月4日閲覧。
外部リンク
編集- 一般社団法人日本マイスター検定協会 公式サイト