金剛寺 (京都市東山区金園町)

京都市東山区金園町にある天台宗の寺院
くくり猿から転送)

金剛寺(こんごうじ)は、京都市東山区にある天台宗寺院山号は大黒山。本尊青面金剛。正式には大黒山 金剛寺 庚申堂と号し[1]、通称は八坂庚申堂という。大阪四天王寺庚申堂東京入谷庚申堂(現存せず)とともに日本三庚申の一つとされている。

金剛寺

山門
所在地 京都府京都市東山区金園町390(下河原通八坂鳥居前下ル四丁目)
位置 北緯34度59分53.8秒 東経135度46分43.4秒 / 北緯34.998278度 東経135.778722度 / 34.998278; 135.778722座標: 北緯34度59分53.8秒 東経135度46分43.4秒 / 北緯34.998278度 東経135.778722度 / 34.998278; 135.778722
山号 大黒山(だいこくさん)
院号 延命院(えんみょういん)
宗派 天台宗
本尊 青面金剛
創建年 平安時代
開基 浄蔵貴所
正式名 大黑山延命院金剛寺庚申堂
別称 八坂庚申堂
札所等 通称寺の会(八坂庚申堂)
京洛三庚申
公式サイト 八坂庚申堂
法人番号 9130005001872 ウィキデータを編集
金剛寺 (京都市東山区金園町)の位置(京都市内)
金剛寺 (京都市東山区金園町)
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くくり猿

歴史

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本尊の青面金剛飛鳥時代に中国大陸より渡来した秦氏の守り本尊であり、また秦河勝の守り本尊でもあったという。

天徳4年(960年)、その青面金剛を一般の人達も参詣出来るようにと天台宗の浄蔵貴所(887年 - 946年)が青面金剛を本尊とする庚申堂を建立した。この庚申堂は日本で最初の庚申堂とされている。

江戸時代大阪四天王寺の末寺であった。

境内

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  • 本堂
  • 賓頭盧堂 - 様々な色をした「くくり猿」がたくさん吊るされている。
  • 庫裏
  • 山門

行事

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  • 蒟蒻焚き - 猿形に抜いた蒟蒻を3つ、北を向いて無言で食べれば無病息災であるとされる。庚申日ごとに行われる。

前後の札所

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通称寺の会(八坂庚申堂)

所在地

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周辺

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脚注

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  1. ^ [1]

関連項目

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外部リンク

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公式Instagram