きんもくせい賞(きんもくせいしょう)とは、岩手県競馬組合盛岡競馬場で施行していた競馬競走平地競走)である。重賞として施行していた当時の優勝賞金は300万円。

概要

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2007年に創設された、サラブレッド系3歳以上の競走馬が出走可能な競走である。第1回は同年10月28日に開催された[1]。2008年までは重賞競走でコースは2400メートル、また地方競馬全国交流競走だったが、2009年からは特別競走に格下げのうえ距離が1000メートルに短縮され[2]、交流競走でもなくなった。

2011年からは本競走に代わり「OROターフスプリント」が重賞として設けられ[3]、引き続き芝1000メートルで行われる。本競走の格上げによる設置とされている[3]が、2008年以前の施行回数は引き継がれなかった。

歴代優勝馬

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重賞で施行された2007年、2008年について記載。

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2007年10月28日 ボスアミーゴ 牡3 水沢 2:35.0 菅原勲 鈴木七郎 千葉浩
第2回 2008年10月26日 カネショウエリート 牡4 水沢 2:35.5 村上忍 畠山信一 (有)カネショウ

関連する競走

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盛岡競馬場におけるサラブレッド古馬による芝コースの重賞競走として、ほかにせきれい賞OROカップいしがきマイラーズが行われている。

脚注

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  1. ^ テシオ編集部 (2007年10月). “重賞 第1回 きんもくせい賞(ネオユニヴァース賞)”. 岩手県競馬組合. 2013年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月13日閲覧。
  2. ^ 芝、短距離のスペシャリストが勢ぞろい「きんもくせい賞」。主軸はトーセンザオー”. テシオブログ. オッズパーク (2009年10月22日). 2011年11月13日閲覧。
  3. ^ a b テシオ編集部 (2011年10月). “重賞 第1回 OROターフスプリント”. 岩手県競馬組合. 2013年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月13日閲覧。