かずさアクアシティ
千葉県木更津市金田地区に整備中のニュータウン
概要
編集金田地区は、東京湾アクアラインの千葉県側の着岸地で、木更津金田インターチェンジ及び木更津金田バスターミナルが所在している。
かずさアクアシティは、東京湾アクアライン連絡道によって二分され、東側(金田東地区)は都市再生機構(UR)が、西側(金田西地区)は千葉県がそれぞれ土地区画整理事業により施工している。
計画人口は、金田東地区が約10000人、金田西地区が約7000人の計17000人程度を予定している[1]。
開通時の1997年頃より、土地区画整理事業がURと千葉県によって行われていたものの、長きにわたり都市開発の着工には至らなかったが、金田東地区は2012年4月の三井アウトレットパーク 木更津(三井不動産)の開業[2]、金田西地区は2020年7月のコストコ木更津倉庫店の開業と2023年開業予定の木更津ゲートウェイ・ヴィレッジ(新昭和)を皮切りに具体的な動きが見られるようになった[3][4]。
その結果、約10年で木更津の商業・経済の中心地域となったが、2024年現在も更地の箇所が見られ、工事をしている様子も見られる。
かずさアクアシティという名称が正式ではあるが、地元では単に「金田(かねだ)」と呼ばれており、そのほとんどがかずさアクアシティの範囲と重なる。
距離上では巌根駅が一番近いが、巌根駅からのアクセスがそこまで充実しておらず、電車を利用する場合は木更津駅か袖ケ浦駅からレンタカーなり路線バスでアクセスするのが現実的な手段になっている。
近年は房総半島の観光地としての人気や、三井アウトレットパーク木更津の利用者の増加に伴い、当該地域における土日祝日の渋滞が顕著である。
関連項目
編集脚注
編集- ^ “金田地区土地区画整理事業(かずさアクアシティ)”. 千葉県庁. 2012年3月31日閲覧。
- ^ “「三井アウトレットパーク 木更津」第1期 171店舗 本年4月13日(金)グランドオープン”. 三井不動産株式会社・ららぽーとマネジメント株式会社 (2012年1月24日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ “木更津に新ランドマーク 新昭和が落札、誘客期待 金田西の千葉県保留地”. 千葉日報 (2019年1月31日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ “コストコ木更津店、7月30日開店 アウトレットとの集客相乗効果期待 千葉県内3店目”. 千葉日報 (2020年6月17日). 2020年6月21日閲覧。