お隣の魔法使い
『お隣の魔法使い』(おとなりのまほうつかい)は、篠崎砂美による日本のライトノベル。イラストは尾谷おさむが担当している。GA文庫(ソフトバンククリエイティブ)より2006年5月から2008年9月まで刊行された。
お隣の魔法使い | |
---|---|
ジャンル | ファンタジー[1] |
小説 | |
著者 | 篠崎砂美 |
イラスト | 尾谷おさむ |
出版社 | ソフトバンククリエイティブ |
レーベル | GA文庫 |
刊行期間 | 2006年5月15日 - 2008年9月15日 |
巻数 | 全4巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル |
ポータル | 文学 |
あらすじ
編集メアリー・フィールズが家族旅行から帰ってくると、空き地だったはずのお隣に家が建っていた。そこに引っ越してきた青年トゥックトゥイック(ツクツクさん)のことを、メアリーは魔法使いではないかと考える。メアリーとトゥックトゥイックが出会う、ちょっと不思議な出来事の数々をつづった物語。
登場人物
編集- メアリー・フィールズ
- お隣にトゥックトゥイックが引っ越してきて以来、彼とともに様々な出来事と遭遇するが、彼女自身はいたって普通の少女。そのせいかツッコミ役に回ることが多い。トゥックトゥイックの淹れた紅茶がお気に入り。
- トゥックトゥイック(ツクツクさん)
- メアリーのお隣に引っ越してきた青年。“ツクツクさん”とは、彼の名前を上手く言えないメアリーが勝手につけた呼び名(なので、そう呼ばれる度に訂正する)。何が起こっても悠然としているため、彼女に魔法使いではと思われることに。少し間の抜けたところがある。
既刊一覧
編集- 篠崎砂美(著)・尾谷おさむ(イラスト) 『お隣の魔法使い』 ソフトバンククリエイティブ〈GA文庫〉、全4巻
- 「始まりは一つの呪文」2006年5月15日発売[2]、ISBN 4-7973-3591-2
- 「不思議は二人の使い魔」2006年11月15日発売[3]、ISBN 4-7973-3618-8
- 「永遠は三つめの願い」2008年1月15日発売[4]、ISBN 978-4-7973-4290-1
- 「語らうは四季の詩」2008年9月15日発売[5]、ISBN 978-4-7973-5054-8
オーディオドラマ
編集ことのは出版より、iTunes Storeで第1巻「始まりは一つの呪文」が朗読劇化されている。朗読・中川玲。
脚注
編集- ^ 『このライトノベルがすごい!2007』宝島社、2006年12月6日、111頁。ISBN 4-7966-5559-X。
- ^ “お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文”. SBクリエイティブ. 2024年7月6日閲覧。
- ^ “お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔”. SBクリエイティブ. 2024年7月6日閲覧。
- ^ “お隣の魔法使い 永遠は三つめの願い”. SBクリエイティブ. 2024年7月6日閲覧。
- ^ “お隣の魔法使い 語らうは四季の詩”. SBクリエイティブ. 2024年7月6日閲覧。
外部リンク
編集- 篠崎屋 お隣の魔法使い - archive.today(2013年4月27日アーカイブ分)(作者公式サイト)
- GA文庫・作品紹介 - ウェイバックマシン(2008年9月15日アーカイブ分)
- オーディオブック ことのは出版 - ウェイバックマシン(2010年11月8日アーカイブ分)