おりゅう灯籠(おりゅうとうろう)は兵庫県豊岡市の出石にある船着場の灯台であった常夜灯である。
かつては日本海より三十石船が入れるほど広かった谷山川(旧出石川)の大橋東詰にあった船着場の灯籠である。
「おりゅう」という名の由来は、鎌倉時代の悲恋物語の主人公「おりゅう」にちなんだものとされている。灯籠のすぐそばには柳の木があり、おりゅうと恋人が寄り添う様子に見立てている。
現在では常夜灯として使用されている。