えめらるど おきなわ
えめらるど おきなわは、琉球海運が運航していたRORO貨客船(フェリー)。
えめらるど おきなわ | |
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基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 |
日本(1975-1997) フィリピン(1997-) |
所有者 |
琉球海運(1975-1997) スルピシオラインズ(1997-) |
運用者 |
琉球海運(1975-1997) スルピシオラインズ(1997-) |
建造所 | 神田造船所 |
建造費 | 約26億円[1] |
IMO番号 | 7370454 |
改名 |
えめらるど おきなわ(1975-1997) PRINCESS OF THE OCEAN(1997-) |
経歴 | |
起工 | 1974年 |
進水 | 1974年 |
竣工 | 1975年2月 |
就航 | 1975年2月 |
運航終了 | 1997年1月 |
最後 | 中国で解体 |
要目 | |
総トン数 | 6,150 トン |
全長 | 126.0 m |
幅 | 22.0 m |
深さ | 13.1 m |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | 2基 |
推進器 | 2軸 |
出力 | 20,000 PS |
航海速力 | 21.0ノット |
旅客定員 | 603名 |
概要
編集博多 - 那覇航路開設にあたり、琉球海運のRORO貨客船第二船として神田造船所で建造され、1975年2月に就航した。
1978年6月、昭和53-54年福岡市渇水の救援として本船により真水が輸送された。
1997年1月、RORO貨物船「にらいかない」の就航により引退した。
その後、フィリピンのスルピシオラインズに売却され、PRINCESS OF THE OCEANとなり、セブ - ミンダナオ航路に就航した[1]。
その後、スクラップとして中国に売却され、回航の後、解体された。
就航航路
編集- 琉球海運
- 博多港 - 那覇港
- ごーるでん おきなわと本船の2隻で週3便を運航したが、航海速力が異なるため本船の方が短い所要時間で運航された。
設計
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貨客船兼自動車渡船である。ランプウェイは右舷船首および船尾の2箇所に装備していた。 先に建造されたごーるでん おきなわと船体規模は同一であるが、上部構造が異なり主機関も強化されるなど同型船ではない。
海外売船後は、船尾に船室が大幅に増設されている。
船内
編集船室
編集- 一等室
- 二等室
脚注
編集- ^ a b “フィリピンで新たな船出 琉球海運の「えめらるど おきなわ」”. 琉球新報 (琉球新報社). (1997年1月12日) 2016年7月10日閲覧。