うらじろまんじゅう
概要
編集長野県飯山市の富倉そばと同じように、甲州市大和地域でほうとうのつなぎとして使われていたオヤマボクチの葉の茸毛をまんじゅうとして作られたのが始まりである。かつてはオヤマボクチの葉に小麦粉、もろこし粉などを混ぜた「うらじろだんご」がひな祭りなどで食べられていた。
語源
編集甲州市大和町では、練りこまれているオヤマボクチは、葉の裏側が茸毛によって白く見えるので「裏白」と呼ばれた[2]。シダ植物のウラジロとは何の関係性もない。
作り方
編集オヤマボクチの葉を収穫、1日以内に水洗いをして灰汁を抜く。
ふかしたもち米をついた餅に、上新粉を水で練って作られた生地と灰汁抜きされた葉を臼などでつく。
もちをあんこで包む。
脚注
編集- ^ “軽食コーナー | 道の駅 甲斐大和”. kaiyamato.com. 2024年1月7日閲覧。
- ^ 山梨県. “うらじろまんじゅう”. 山梨県. 2024年1月7日閲覧。