うまか棒

日本のアイスキャンディー

うまか棒(うまかぼう)は、日本の食品会社 明治(旧・明治乳業)が製造・販売していたスティックタイプのラクトアイス1979年から2019年までの40年間、シリーズを展開した。

概要

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正式名称は「明治うまか棒」。

1979年3月に九州地区限定で販売が開始[1]。その後、全国での販売が開始され、大々的な広告展開も功を奏し大ヒット商品となった[2]

あたりくじつきで、発売当初の値段は50円。形状は、丸いの周りにバニラアイスがあり、その周りをチョコナッツ(チョコレートに細かく刻まれたピーナッツが混ざっているもの)が覆った円柱である。その後は形態を変えながらシリーズを展開し、2019年秋をもって製造終了した[3]

発売当初、ばってん荒川出演のテレビCMが放送され、最後の「うまぁかぼぉ〜」というフレーズを、当時の子供たちに印象付けた。その後も山本晋也桑野信義などを起用してテレビCMを継続したが、1990年代以降はCMは作られていない。

なお、やおきんスナック菓子うまい棒」は当商品に便乗して名付けられたものであるが、その後の知名度は逆転している。

主な種類

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以下の一商品を全国で販売した。

  • うまか棒ミニ チョコナッツ味・ミルク味(1980年10月発売[1])10本入。マルチタイプは明治乳業としては初の商品[4]
  • うまか棒Z チョコナッツ(2015年9月14日発売)

また、期間限定商品として、2008年3月17日には

  • うまか棒 チョコナッツ<ノベルティスティック>
  • うまか棒ミニ いちごバニラ

2010年3月22日には

  • うまか棒ミニ ヨーグルト味 カルシウム入り

2018年3月6日にはセブン-イレブン限定で

  • うまか棒 チョコレート

が販売された。

脚注

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  1. ^ a b 明治乳業(株)『おいしさと健康を求めて : 明治乳業70年史 : 激動と変化のこの10年渋沢社史データベース年表
  2. ^ 「うまか棒<明治乳業>--ヒット商品の舞台裏」総合食品 1981年8月号
  3. ^ うまか棒の製造・販売”. 株式会社 明治 (2020年4月1日). 2021年3月23日閲覧。
  4. ^ 赤い糸がつなぐ明治グループ100年の歴史

外部リンク

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