いのちの食べかた
『いのちの食べかた』(独: Unser täglich Brot、英: Our Daily Bread)は、2005年のドイツ映画。食べ物の大規模・大量生産の現場を描いたドキュメンタリー映画。ナレーションやインタビュー、BGMなどを入れず、生産現場とそこで働く人々を映し出すのみの映画である。
いのちの食べかた | |
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Unser täglich Brot | |
監督 | ニコラウス・ゲイハルター |
脚本 |
ニコラウス・ゲイハルター ヴォルフガング・ヴィダーホーファー |
製作 |
ニコラウス・ゲイハルター ヴォルフガング・ヴィダーホーファー 他 |
撮影 | ニコラウス・ゲイハルター |
編集 | ヴォルフガング・ヴィダーホーファー |
配給 | エスパース・サロウ |
公開 |
2006年4月21日 2007年1月18日 2007年11月10日 |
上映時間 | 92分 |
製作国 |
ドイツ オーストリア |
言語 | ドイツ語・ポーランド語 |
スタッフ
編集- 監督・撮影 - ニコラウス・ゲイハルター
- 編集 - ヴォルフガング・ヴィダーホーファー
- 録音・整音 - ステファン・ホルツァー、アンドレアス・ハンザ 他
- 調査 - デイヴィッド・バーネット
登場する生産現場
編集公開
編集2005年11月28日にアムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭にて上映された。その後、2006年4月21日にオーストリアで公開され、2006年11月23日にはアメリカでも公開された。ドイツでは2007年1月18日に公開された。
日本では2007年11月10日に渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開され、同館で2008年7月25日までのロングランとなった。また、全国でも順次公開された。
受賞
編集受賞
2005年
- アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(en:International Documentary Film Festival Amsterdam) - 特別審査員賞
2006年
- ビジョン・ドゥ・リール(en:Visions du réel、スイス・ニヨン) - 特別ジョン・テンプルトン賞
- Hot Docsカナダ国際ドキュメンタリー映画祭(en:Hot Docs Canadian International Documentary Festival、トロント) - 特別審査員賞
- アテネ国際環境映画祭 - 最優秀作品賞
- イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画祭 - 特別審査員賞
- モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭 - エコ・カメラ賞
- パリ国際環境映画祭 - グランプリ
- メキシコシティ国際現代映画祭(en:FICCO) - 特別審査員賞
2007年
- アッシュランド・インディペンデント映画祭(en:Ashland Independent Film Festival、アメリカ・オレゴン州) - 最優秀長編ドキュメンタリー賞
2009年
- 映画館大賞「映画館スタッフが選ぶ、2008年に最もスクリーンで輝いた映画」第39位
ノミネート
2006年
- 第19回ヨーロッパ映画賞 - 最優秀ドキュメンタリー賞