あやせ (護衛艦)
海上自衛隊の護衛艦(DE)、ちくご型護衛艦の2番艦
あやせ(ローマ字:JDS Ayase, DE-216)は、海上自衛隊の護衛艦。ちくご型護衛艦の2番艦。艦名は綾瀬川に由来し、艦艇名としては旧海軍通して初の命名である。
あやせ | |
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航行する「あやせ」 (1986年) | |
基本情報 | |
建造所 | 石川島播磨重工業 東京第2工場 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 護衛艦(DE) |
級名 | ちくご型 |
艦歴 | |
計画 | 昭和43年度計画 |
発注 | 1968年 |
起工 | 1969年12月5日 |
進水 | 1970年9月16日 |
就役 | 1971年5月20日 |
除籍 | 1996年8月1日 |
要目 | |
基準排水量 | 1,480トン |
満載排水量 | 1,900トン |
全長 | 93.0m |
最大幅 | 10.8m |
深さ | 7.0m |
吃水 | 3.6m |
機関 | マルチプル・ディーゼル方式 |
主機 | 三菱 12UEV30/40Nディーゼルエンジン × 4基 |
出力 | 16,000PS |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
速力 | 最大速 25ノット |
燃料 | 274トン |
航続距離 | 20kノットで5,500海里 |
乗員 | 165名 |
兵装 |
68式50口径3インチ連装速射砲 × 1基 Mk.1 40mm連装機関砲 × 1基 74式アスロック8連装発射機 × 1基 68式3連装短魚雷発射管 × 2基 |
FCS |
FCS-1B (3インチ砲用) Mk.51 (40mm機関砲用) SFCS-4 水中攻撃指揮装置 |
レーダー |
OPS-14 対空 OPS-17 対水上 |
ソナー | OQS-3A 艦首 |
電子戦・ 対抗手段 | NOLR-1B ESM |
艦歴
編集「あやせ」は、第3次防衛力整備計画に基づく昭和43年度計画警備艦1216号艦として、石川島播磨重工業東京工場で1969年12月5日に起工され、1970年9月16日に進水、1971年5月20日に就役し、同日付で横須賀地方隊隷下に新編された第33護衛隊に「あけぼの」とともに編入された。
1982年3月27日、横須賀地方隊隷下に第37護衛隊が新編され「ちとせ」とともに編入。
1996年8月1日、除籍。就役以来一貫して横須賀地方隊に所属し、就役中の総航程は47万1,769海里、地球20周以上に達した[1]。
脚注
編集- ^ 海上自衛新聞・1996年(平成8年)8月9日(金)第6面
参考文献
編集- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
- 『世界の艦船 第610集 』(海人社、2003年5月号)