あつひろ・たいせい (小惑星)

小惑星

あつひろ・たいせい[2] (18403 Atsuhirotaisei) とは、小惑星帯にある小惑星の1つである[1]

あつひろ・たいせい
18403 Atsuhirotaisei
仮符号・別名 1993 AG[1]
分類 小惑星[1]
軌道の種類 小惑星帯[1]
発見
発見日 1993年1月13日[1]
発見者 円舘金
渡辺和郎[1]
軌道要素と性質
元期:TDB 2456200.5
(2012年9月30.0日[1])
軌道長半径 (a) 2.6300340 AU[1]
近日点距離 (q) 1.8130581 AU[1]
遠日点距離 (Q) 3.4470099 AU[1]
離心率 (e) 0.3106332[1]
公転周期 (P) 1557.9032388 日[1]
(4.27 年[1])
平均軌道速度 0.23107982 度/日[1]
軌道傾斜角 (i) 003.64685 度[1]
近日点引数 (ω) 310.88675 度[1]
昇交点黄経 (Ω) 174.62504 度[1]
平均近点角 (M) 216.13773 度[1]
前回近日点通過 JED 2455265.1620289
(2010年3月9日)
次回近日点通過 JED 2456823.0652677[1]
(2014年6月14日[1])
物理的性質
直径 7.9 km[2]
絶対等級 (H) 14.6[1]
他のカタログでの名称
1993 AG
1979 YG4
2000 SB109[1]
Template (ノート 解説) ■Project

あつひろ・たいせいは、1993年1月13日にアマチュア天文学者の円舘金渡辺和郎によって発見された。2012年8月31日小惑星センターがAtsuhirotaiseiとして名前を正式に承認した[1]

あつひろ・たいせいは、2011年12月10日発生した皆既月食の観測に出かけた帰りに、飲酒運転の軽トラックによる交通事故で死亡した、兵庫県加西市の生田敦弘と生田汰成の兄弟の名前から命名された[2]。彼らは星が好きであった[1]。この話を聞いた西はりま天文台鳴沢真也が、山田義弘の仲介の元、命名権を持つ発見者の2人に申請を依頼し実現した[2]

あつひろ・たいせいは、離心率0.31というややゆがんだ楕円軌道を4.27年かけて公転している[1]。直径は7.9kmと推定されている[2]

関連項目

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 18403 Atsuhirotaisei (1993 AG) JPL Small-Body Database Browser
  2. ^ a b c d e 星の名前になった兄弟…月食観測で交通死 読売新聞