あかつき (巡視船)
海上保安庁のれいめい型巡視船
あかつき(Akatuki)は、海上保安庁のヘリコプター1機搭載型巡視船(PLH)。れいめい型巡視船の2番船であり、PLH-34の番号を付されている[2]。船名は時間帯を表す名称で、夜明けや新しい時代の始まりを意味する「暁」に由来する。
あかつき | |
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基本情報 | |
船種 | 巡視船 (ヘリコプター1機搭載型) |
船籍 | 日本 |
運用者 | 海上保安庁 |
建造所 | 三菱重工業長崎造船所 |
母港 | 鹿児島 (第十管区) |
要目 | |
総トン数 | 約6,500トン |
全長 | 150.0 m[1] |
全幅 | 約17 m[1] |
推進器 | 可変ピッチ・プロペラ×2軸 |
出力 | 36,000馬力 |
兵装 | 70口径40mm単装機関砲×2基 |
搭載機 |
EC.225LPヘリコプター×1機 ※最大2機搭載可能 |
概要
編集通常時(固定配備)に搭載されているヘリコプターは1機だが、格納庫は2機搭載可能であり、必要に応じて2機搭載し運用することも可能となっている[2]。2021年に第十管区海上保安本部に配備された[3]。2022年4月に船内にて火災が発生し、火元責任者だった海上保安官2名が業務上失火の疑いで書類送検されている[3]。
脚注
編集- ^ a b 海人社 2018, pp. 40–43.
- ^ a b “海保 最大級のヘリ搭載巡視船「あかつき」竣工 南西諸島の警備で鹿児島へ”. メディア・ヴァーグ (2021年2月22日). 2022年12月23日閲覧。
- ^ a b “大型巡視船「あかつき」の船内火災 海上保安官2人を書類送検”. NHK (2022年11月11日). 2022年12月23日閲覧。
参考文献
編集- 海人社(編)「警備救難業務用船 (海上保安庁船艇の全容)」『世界の艦船』第881号、海人社、2018年7月、39-90頁、NAID 40021585370。