2022年レスリング世界選手権

2022年レスリング世界選手権は、2022年9月10日から18日までセルビアベオグラードで開催された[1]

開催日程

編集
10日
  • 男子グレコローマン55・72・77・87kg級 予選
11日
  • 男子グレコローマン55・72・77・87kg級 決勝
  • 男子グレコローマン63・67・82・97kg級 予選
12日
  • 男子グレコローマン63・67・82・97kg級 決勝
  • 男子グレコローマン60・130kg級/女子55・62kg級 予選
13日
  • 男子グレコローマン60・130kg級/女子55・62kg級 決勝
  • 女子50・53・65・76kg級 予選
14日
  • 女子50・53・65・76kg級 決勝
  • 女子57・59・68・72kg級 予選
15日
  • 女子57・59・68・72kg級 決勝
  • 男子フリースタイル70・79・86・125kg 予選
16日
  • 男子フリースタイル70・79・86・125kg 決勝
  • 男子フリースタイル57・74・92kg 予選
17日
  • 男子フリースタイル57・74・92kg 決勝
  • 男子フリースタイル61・65・97kg 予選
18日
  • 男子フリースタイル61・65・97kg 決勝

国別獲得メダル数

編集
国・地域
1   アメリカ合衆国 7 6 2 15
2   日本 7 1 5 13
3   トルコ 4 0 3 7
4   セルビア 4 0 1 5
5   イラン 2 5 3 10
6   キルギス 2 0 3 5
7   アゼルバイジャン 1 1 5 7
8   アルメニア 1 0 2 3
9   モルドバ 1 0 1 2
10   アルバニア 1 0 0 1
11   モンゴル 0 3 2 5
12   ジョージア 0 2 4 6
13   スロバキア 0 2 1 3
14   ブルガリア 0 2 0 2
15   ウクライナ 0 1 5 6
16   中国 0 1 3 4
  ハンガリー 0 1 3 4
18   カザフスタン 0 1 2 3
19   ウズベキスタン 0 1 1 2
20   デンマーク 0 1 0 1
  エジプト 0 1 0 1
  ノルウェー 0 1 0 1
23   ポーランド 0 0 3 3
24   カナダ 0 0 2 2
  インド 0 0 2 2
  ルーマニア 0 0 2 2
27   エストニア 0 0 1 1
  フランス 0 0 1 1
  ギリシャ 0 0 1 1
  イタリア 0 0 1 1
  リトアニア 0 0 1 1
Total 30 30 60 120

国別順位

編集
Rank 男子フリースタイル 男子グレコローマン 女子フリースタイル
Team Points Team Points Team Points
1   アメリカ合衆国 198   トルコ 125   日本 190
2   イラン 150   アゼルバイジャン 118   アメリカ合衆国 157
3   日本 70   セルビア 110   中国 84
4   モンゴル 68   イラン 81   モンゴル 72
5   ジョージア 68   キルギス 77   ウクライナ 68
6   スロバキア 55   ジョージア 76   カナダ 58
7   トルコ 47   ハンガリー 70   モルドバ 50
8   ブルガリア 42   ウズベキスタン 61   ポーランド 49
9   アゼルバイジャン 40   アルメニア 58   インド 47
10   インド 37   カザフスタン 51   トルコ 39

メダル獲得者

編集

男子フリースタイル

編集
階級
57 kg   ゼリムハン・アバカロフ   トーマス・グリマン   ステバン・アンドリア・ミシッチ
  ザンダンブド・ザナバザル
61 kg   樋口黎   レザ・アトリ   ナルマンダフ・ナランフー
  アルセン・ハルチュニャン
65 kg   ラフマン・アムーザド   ヤニ・ディアコミハリス   イスマイル・ムスカエフ
  バジラン・プニア
70 kg   成國大志   ザイン・レザーフォード   ズラビ・ヤコビシビリ
  エマザル・アクマタリエフ
74 kg   カイル・デイク   タジムラズ・サルカザノフ   フランク・シャミゾ
  ヨウネス・エマミ
79 kg   ジョーダン・バローズ   モハンマド・ノホージ   バシル・ミハイロフ
  アルサラン・ブダジャポフ
86 kg   デビッド・テイラー   ハッサン・ヤズダニ   アザマト・ダウレトベコフ
  ボリス・マコエフ
92 kg   カムラン・ガセムプール   ジェイデン・コックス   オスマン・ヌルマゴメドフ
  ミラニ・マイスラゼ
97 kg   カイル・スナイダー   バティルベク・ツァクロフ   ギビ・マトチャラシビリ
  マゴメドハン・マゴメドフ
125 kg   タハ・アクギュル   モンフトリン・ルハグバゲレル   アミール・ホセイン・ザレ
  ゲノ・ペトリアシヴィリ

男子グレコローマン

編集
階級
55 kg   エルダニズ・アジズリ   ヌグザリ・ツルツミア   塩谷優
  ジャスルベク・オルティクボエフ
60 kg   ジョラマン・シャルシェンベコフ   エドモンド・ナザリャン   文田健一郎
  アイドス・スルタンガリ
63 kg   セバスチャン・ナジ   レリ・アブラゼ   タレフ・ママドフ
  トゥオ・エルバトゥ
67 kg   マテ・ネメシ   モハンマドレザ・ゲライー   ハスラト・ジャファロフ
  アマントル・イスマイロフ
72 kg   アリ・アルサラン   ウルブ・ガニザゼ   アンドリー・クリク
  セルチュク・カン
77 kg   アクジョル・マフムドフ   ゾルタン・レバイ   マルカス・アモヤン
  ユヌス・エムレ・バシャル
82 kg   ブルハン・アクブダク   ジャルガスバイ・ベルディムラトフ   タマス・レバイ
  ヤロスラフ・フィルチャコフ
87 kg   ズラブ・ダトゥナシビリ   トゥルパク・ビスルタノフ   ダビド・ロソンチ
  アリ・センジズ
97 kg   アウトゥール・アレクサニャン   キリル・ミロフ   アリフ・ニフトゥラエフ
  モハンマド・ハーディ・サーラヴィ
130 kg   リザ・カヤールプ   アミーン・ミルザーザデ   アリン・アレクスク=シウラリウ
  マンタス・クニスタウタス

女子フリースタイル

編集
階級
50 kg   須﨑優衣   ドルゴルジャビン・オトゴンジャルガル   アンナ・ウカシアク
  サラ・ヒルデブラント
53 kg   ドミニク・パリシュ   バトフヤグ・フラン   マリア・プレボララキ
  ビネシュ・フォガト
55 kg   志土地真優    オレクサンドラ・ホメネツ   カーラ・ゴディネズ
  シェ・メンギュ
57 kg   櫻井つぐみ   ヘレン・マルーリス   アンヘリナ・リサク
  アリナ・フルシナ
59 kg   アナスタシア・ニキタ   グラセ・ブレン   元木咲良
  ジョビタ・ウルゼシェン
62 kg   尾﨑野乃香   ケイラ・ミラクル   イロナ・プロコペブニウク
  ルオ・シャオジュアン
65 kg   森川美和   竜佳   クムバ・ラロク
  マロリ・ベルテ
68 kg   タミラマリアナ・ストックメンサ   石井亜海   リンダ・モライス
  イリーナ・リンガチ
72 kg   アミタ・エラー   ジャミラ・バクベルゲノワ   古市雅子
  アレクサンドラ・アンゲル
76 kg   ヤセミン・アダル   サマル・アーメル   鏡優翔
  エプ・マエ

備考

編集
  • 2022年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻をしたことを受けて、IOCはロシア及びその協力者であるベラルーシの選手及び役員を国際大会から除外するよう各競技団体に要請すると、UWWはそれに従ったため、今大会にロシアとベラルーシの選手は出場できなかった[2][3]
  • 今大会の男子フリースタイル70㎏級でイランのアミル・ヤスダニが、初戦で対戦予定だったイスラエルのジョシュ・ファインシルバーに不戦敗となった。表向きの理由は体重超過となっているが、実際はイスラエル選手との対戦を避けるための行為だったとみなされている。イランのグレコローマンレスリングナショナルチームの監督だったサルダル・パシャエイによれば、イランの保安要員はイランが参加するあるゆるスポーツの国際大会に同行して、イスラエル選手との対戦拒否を指示する権限を有しており、イランのスポーツ関係者にはこの点に関する決定権はないと言う[4][5]

脚注

編集

関連項目

編集