1967年の日本
他の紀年法 編集
以下の紀年法は西暦と月日が一致している。
在職者 編集
できごと 編集
通年 編集
1月 編集
- 1月1日 - 日本専売公社が葉巻たばこ「パロマ」を発売。
- 1月5日 - 鹿児島県川内市(現・薩摩川内市)で警察官殺害事件が発生。詳細は「外山警部補殺害事件」を参照
- 1月8日 - 前年12月21日の茨城県議会黒い霧解散に伴う茨城県議会議員選挙投票。
- 1月12日 - 日本血液銀行協会、売血の全廃を決定(預血は継続)[1]。
- 1月13日 - 神奈川県藤沢市藤沢で帰宅途中の女子高生が労務者の男に襲われ殺害される。同月18日に犯人の男を逮捕。詳細は「藤沢市女子高生殺害事件」を参照
- 1月23日 - 16歳の日本と黒人のミックスの少年が、女性3人を暴行して殺害後、金銭を奪った事件を広域重要106号に指定。同日、犯人を千葉県柏市内で逮捕。詳細は「混血少年連続殺人事件」を参照
- 1月29日 - 第31回衆議院議員総選挙投票[2]。前年12月27日の黒い霧解散に伴うもの。(1969年12月2日解散(沖縄解散))
2月 編集
- 2月1日
- 2月11日 - 初の建国記念の日[4]。
- 2月15日 - 東京国際空港に時限爆弾が仕掛けられる[5]。
- 2月17日 - 第2次佐藤内閣発足。全閣僚再任[4]。
- 2月20日 - トヨタ自動車が「ハイエース」を発売(5月には「2000GT」を発売)。
- 2月28日 - 川端康成、石川淳、安部公房、三島由紀夫らが文化大革命に対する抗議声明発表。
3月 編集
- 3月1日
- 3月4日 - 大相撲の高見山大五郎(本名:ジェシー・クハウルア)が相撲界で史上初となる外国人関取(十両)に昇進[7]。
- 3月6日 - 日本航空、世界一周路線の運航開始[8]。
- 3月12日 - 青年医師連合(36大学、2400人加盟)がインターン制度に反対して医師国家試験をボイコット[8]。
- 3月20日 - 本田技研工業が「N360」を発売。「スバル・360」の牙城を崩す。
- 3月21日 - 1912年に開催されたストックホルム五輪のマラソン競技に出場し競技中に失踪したものとして扱われていた金栗四三が当日に行われた同五輪55周年記念式典に招待され、競技場内を走りゴールイン(最下位)。タイム54年8カ月6日5時間32分20秒3を記録し、のちにギネス世界記録した。同日、ストックホルム五輪の全日程の終了が宣言された。
- 3月24日 - 大阪市営地下鉄谷町線の東梅田駅 - 谷町四丁目駅間が開業(以降区間を拡大し、1983年全線開業)。
4月 編集
- 4月1日
- 4月3日
- 4月5日 - 岡山大学の教授が、富山県で発生したイタイイタイ病は三井金属鉱業神岡鉱山(岐阜県)の廃水が原因であることを発表[10]。
- 4月15日
- 4月18日 - 厚生省が阿賀野川水銀中毒(第二水俣病)は昭和電工鹿瀬工場(新潟県)の廃水が原因であると結論[11]。
- 4月20日 - サントリーがびん入り生ビール「純生」発売。
- 4月25日 - 東伊豆道路全線開通。
- 4月28日 - 東急こどもの国線(長津田駅 - こどもの国駅)が開業。
5月 編集
- 5月14日 - 日ノ丸自動車法勝寺電鉄線がこの日限りで廃止。
- 5月22日 - エスフーズ(当時の社名スタミナ食品)設立。
- 5月24日 - 朝日訴訟の最高裁判所大法廷判決[12]。
- 5月30日 東洋工業が世界初となる2ローターロータリーエンジン搭載のスポーツカー「コスモスポーツ」を発売[13]。
6月 編集
- 6月2日 - 第8次西成暴動が発生。
- 6月10日 - 東京教育大学の筑波研究学園都市への移転が決定[14]。
- 6月18日 - 山陽電気鉄道電鉄塩屋駅で停車中の普通列車の荷棚に置かれていた荷物が爆発し2人が死亡、29人が重傷[15]。詳細は「山陽電鉄爆破事件」を参照
7月 編集
- 7月3日 - FM東海(のちのエフエム東京)で21世紀に入っても続いているFM最長番組「JET STREAM」が放送開始。
- 7月14日 - タカラが「リカちゃん人形」を発売[16]。着せ替え人形のベストセラー商品となる。
- 7月19日 - 東京女子医科大学の今井通子と若山美子が女性で初めてマッターホルン北壁の登頂に成功[16]。
- 7月21日 - 公正取引委員会が松下電器産業にヤミ再販の停止を勧告[16]。
- 7月22日 - 高田光政がグランド・ジョラス北壁の登頂に成功(日本人で初めてアイガー、マッターホルン、グランド・ジョラスのアルプス3大北壁全登頂に成功)[16]。
- 7月28日 - NHK、ラジオ受信料の廃止を決定(1968年4月1日施行)[17]。
8月 編集
- 8月1日
- 8月3日 - 公害対策基本法公布[17]。
- 8月8日 - 国鉄新宿駅構内で米軍用燃料を積載した貨物列車が脱線炎上する事故(米軍燃料輸送列車事故)[19]。
- 8月26日-29日頃 - 昭和42年8月洪水(羽越豪雨)発生。
- 8月27日 - ユニバーシアード東京大会開催(9月4日まで)[20]。
9月 編集
- 9月1日
- 9月23日 - 前年5月2日に開業したドリーム開発ドリームランド線が車両の重量過大に起因する問題により、この日限りで休止。そのまま復活せず2003年に正式に廃止された。
- 9月28日 - 上越線新清水トンネル開通[22]。
- 9月30日
10月 編集
- 10月1日
- 10月2日
- 10月7日 - 巨人、3年連続セ・リーグ優勝(V3)。
- 10月18日 - ツイッギー来日[24]。日本にミニスカートブーム到来。
- 10月20日 - 吉田茂元首相死去[24]。
- 10月27日 - 福島県いわき市の日産サニー販売店で宿直員の男性が殺害され、現金などが奪われる事件が発生(日産サニー事件)。
- 10月28日
- 10月30日 - 鹿島石油設立。
- 10月31日 - 吉田茂元首相の本葬が戦後初の国葬として日本武道館で営まれる[25]。
- 聖悠紀による漫画『超人ロック』が同人誌に発表される。
11月 編集
- 11月1日
- 11月9日 - 米軍が押収していた原爆記録映画が22年ぶりに返還[25]。
- 11月11日 - 日本エスペラント協会会員の由比忠之進が、ベトナム戦争に反対する佐藤栄作首相宛の抗議書を携え、首相官邸近くで焼身自殺を図る[26]。
- 11月21日 - 小田急百貨店(新宿店)本館完成、11月23日全館営業開始。旧館は小田急ハルク(現ハルク)として11月27日新装開店。
- 11月23日 - 北朝鮮工作員の李在元こと李載元が外務省保管の機密資料を入手していたことが検挙される。詳細は「外務省スパイ事件」を参照
- 11月25日 - 第2次佐藤改造内閣発足[27]。
12月 編集
社会 編集
政治 編集
経済 編集
ビジネス 編集
教育 編集
女性史 編集
詳細は「1967年の女性史」を参照
交通 編集
詳細は「1967年の交通」を参照
道路 編集
詳細は「1967年の道路」を参照
鉄道 編集
詳細は「1967年の鉄道」を参照
航空 編集
詳細は「1967年の航空」を参照
文化と芸術 編集
流行 編集
流行語 編集
ファッション 編集
建築 編集
音楽 編集
詳細は「1967年の音楽」を参照
映画 編集
詳細は「1967年の日本公開映画」を参照
日本映画 編集
外国映画 編集
文学 編集
漫画 編集
- 2月から、碧南市の広報紙に、漫画『碧南一家』が連載開始。途中で、休載と作者交代があったが、現在も続く漫画としては、日本最長寿漫画である[3]。
- 10月に、聖悠紀による漫画『超人ロック』が同人誌に発表される。この漫画は、2020年8月の休載をもって一応の完結とされ、この発表・掲載期間52年10か月は、『仙人部落』、『碧南一家』、『タンマ君』、『ゴルゴ13』に次ぐ記録的数字である[3]。
テレビ 編集
詳細は「1967年のテレビ (日本)」を参照
コマーシャル 編集
ラジオ 編集
アニメ 編集
スポーツ 編集
総合競技大会 編集
各競技 編集
誕生 編集
「1967年#誕生」および「Category:1967年生」も参照
死去 編集
「1967年#死去」および「Category:1967年没」も参照
フィクションのできごと 編集
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脚注 編集
注釈 編集
出典 編集
- ^ 昭和二万日13、p.250
- ^ 昭和二万日13、p.252
- ^ a b c 「碧南一家連載50年記念特集」(PDF)『広報へきなん』第1805巻、碧南市、2017年2月1日、2-5頁。
- ^ a b 昭和二万日13、p.256
- ^ 昭和二万日13、p.256-257
- ^ 「我が国が発展させたイノベーション」『平成28年度 国土交通白書 2017』国土交通省、2017年、38-43頁 。
- ^ 昭和二万日13、p.260
- ^ a b 昭和二万日13、p.262
- ^ 昭和二万日13、p.266-267
- ^ a b 昭和二万日13、p.268
- ^ 昭和二万日13、p.272
- ^ 昭和二万日13、p.276-277
- ^ 昭和二万日13、p.279
- ^ 昭和二万日13、p.278
- ^ 昭和二万日13、p.282-283
- ^ a b c d 昭和二万日13、p.286
- ^ a b c 昭和二万日13、p.290
- ^ 昭和二万日13、p.291
- ^ 昭和二万日13、p.296-297
- ^ 昭和二万日13、p.298-299
- ^ 昭和二万日13、p.298
- ^ 昭和二万日13、p.302
- ^ 昭和二万日13、p.302-303
- ^ a b 昭和二万日13、p.308
- ^ a b 昭和二万日13、p.312-313
- ^ 昭和二万日13、p.312
- ^ 昭和二万日13、p.314
- ^ 昭和二万日13、p.316-317
- ^ 昭和二万日13、p.318
- 書籍
参考文献 編集
- 講談社/編集『昭和―二万日の全記録 (第13巻) 東京オリンピックと新幹線―昭和39年〜42年』講談社、1990年6月24日。ISBN 4-06-194363-4。