14歳の小さな踊り子

エドガー・ドガの彫刻作品 (1881)

14歳の小さな踊り子』(じゅうよんさいのちいさなおどりこ、:La Petite Danseuse de Quatorze Ans)は、1881年エドガー・ドガが大衆に公開した彫刻作品。ドガの生前に唯一発表された彫刻作品でもある[1]

『14歳の小さな踊り子』
作者エドガー・ドガ
製作年1878年 - 1881年
主題La Petite Danseuse de Quatorze Ans

概要 編集

当作品は1点のオリジナルと28点のレプリカがある[2]。オリジナルは蝋で造られているが、レプリカはブロンズで造られている。

モデルはパリオペラ座のバレエダンサーであるマリー・ファン・ゴーテン[3]。痩せた少女が片足を前に出し、背をそらしている。その彫刻にはコルセットチュチュが着せられている。オリジナルには実際の人の髪の毛が使用されている[2]

批判 編集

この彫刻は1881年に第6回印象派展で公開された。公開当時は、少女が写実的に表現されすぎている[4]などと批判を浴び、ドガはこれ以後,公衆の前に彫刻を見せることはなかった。

ギャラリー 編集

脚注 編集

外部リンク 編集