雨宝院

京都府京都市にある寺院

雨宝院(うほういん)は、京都市上京区にある真言宗泉涌寺派寺院。北向山雨宝院大聖歓喜寺と号する。本尊は歓喜天。通称は西陣聖天宮

雨宝院
所在地 京都市上京区智恵光院通上立売通上ル聖天町9-3
位置 北緯35度01分56.1秒 東経135度44分47.1秒 / 北緯35.032250度 東経135.746417度 / 35.032250; 135.746417座標: 北緯35度01分56.1秒 東経135度44分47.1秒 / 北緯35.032250度 東経135.746417度 / 35.032250; 135.746417
山号 北向山
院号 雨宝院
宗派 真言宗泉涌寺派
本尊 大聖歓喜天
創建年 (伝)821年
開基 (伝)空海(弘法大師)
正式名 北向山雨宝院大聖歓喜寺
別称 西陣聖天
文化財 木造千手観音立像(重要文化財
公式サイト 北向山 雨宝院
法人番号 9130005002227 ウィキデータを編集
雨宝院の位置(京都市内)
雨宝院
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由来 編集

伝承によれば、弘仁12年(821年)に空海(弘法大師)が嵯峨天皇の病気平癒のために天皇等身の歓喜天を一刀三礼し、祈願して霊験を発して以来、東寺とともに皇城鎮護として栄えた大伽藍だったという。応仁の乱で堂宇荒廃し、その後天正年間に再興された。現在の建物は、天明の大火(天明8年)で烏有に帰した後に再々興されたものである。

仏像 編集

  • 大聖歓喜天尊(本尊、秘仏)
  • 木造千手観音立像(平安時代、重要文化財[1]
  • 弘法大師像

境内 編集

  • 御衣黄桜
  • 歓喜桜
  • 時雨の松
  • 染殿井

年中行事 編集

  • 1月 - 正月護摩 コンニャク封じ
  • 2月3日 - 節分星祭り
  • 4月8日 - 花まつり
  • 7月 - キュウリ封じ
  • 9月 - 聖天祭

所在地 編集

京都市上京区智恵光院通上立売通上ル聖天町

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 「そうだ京都、行こう。」雨宝院”. JR東海. 2019年9月5日閲覧。

外部リンク 編集