長岡工業短期大学(ながおかこうぎょうたんきだいがく、英語: Nagaoka Technical College)は、新潟県長岡市西片貝町888[注釈 1]に本部を置いていた日本国立大学である。1961年に設置され、1966年に廃止された。

長岡工業短期大学
大学設置/創立 1961年
廃止 1966年
学校種別 国立
本部所在地 新潟県長岡市西片貝町888[注釈 1]
学部 機械工学科
電気工学科
工業化学科
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概要 編集

大学全体 編集

建学の精神(校訓・理念・学是) 編集

  • 長岡工業短期大学の教育目的は「工業に関する実際的な専門教育を授け、工業の発展と興隆に寄与しうる教養と識見とを備えた中堅技術者を育成すること」となっている[6]

教育および研究 編集

  • 長岡工業短期大学には、機械・電気・工業化学の各学科の専門教育が行われており、これは今日の高等専門学校における教育起源となっている。

学風および特色 編集

  • 長岡工業短期大学では、高等学校卒業者のみならず、他大学卒業者や転学希望者による編入学制度も実施されていた[6]
  • 開学当初、編入学試験は6月に行われていた[6]

沿革 編集

  • 1960年 新潟大学工業短期大学部として以下の学科体制にて設置を計画[7]
    • 機械科 入学定員80名
    • 電気科 入学定員40名
    • 工業化学科 入学定員40名
  • 1961年
    • 4月1日 長岡工業短期大学が以下の学科体制にて開学する[8][9]
      • 機械科 入学定員80名
      • 電気科 入学定員40名
      • 工業化学科 入学定員40名
  • 1962年 長岡工業高等専門学校が開校する。
  • 1964年
    • 4月1日 この年度をもって学生募集を終了。
  • 1966年

基礎データ 編集

所在地 編集

年度別学生数[注 2] 編集

- 機械科 電気科 工業化学科 出典
入学定員 80 40 40 -
総定員 160 80 80 -
1961年 男82 男40 男37 [10]
1962年 男152
女1
男75 男70
女5
[11]
1963年 男147 男73
女1
男64
女3
[12]
1964年 男126 男66 男61
女2
[13]
1965年 男56 男34 男30
女2
[14]

教育および研究 編集

組織 編集

学科[注 3] 編集

  • 機械科 入学定員80名
  • 電気科 入学定員40名
  • 工業化学科 入学定員40名

専攻科 編集

  • なし

別科 編集

  • なし

附属機関 編集

  • 附属図書館[6]

研究 編集

  • 『長岡工業短期大学・高等専門学校研究紀要』[16]

大学関係者と組織 編集

大学関係者一覧 編集

施設[6] 編集

キャンパス 編集

  • 長岡工業短期大学のキャンパスは、現在の長岡工業高等専門学校がある場所に設置されていた。面積は、校舎でおよそ26,000坪であった。
  • 建築物として北側・南側校舎、車庫・油庫・倉庫・実習工場などがあった。

編集

  • 学内に寄宿舎があった[6]

対外関係 編集

系列校 編集

注釈 編集

注釈グループ 編集

  1. ^ a b 現在は、後身となる長岡工業高等専門学校の現在地。
  2. ^ 昭和40年度より学生募集停止[4][注 1]

補足 編集

  1. ^ 長岡工業高等専門学校4年次へ転換のため。
  2. ^ 学生数はその該当年度の5月1日時点でのデータである。
  3. ^ 最終募集となった1964年における体制[15]

出典 編集

参考文献 編集

全国学校総覧 編集

要覧 編集

関連項目 編集

関連サイト 編集