針金
(金属線から転送)
針金(はりがね)とは、金属を細長く線状に延ばしたもので、おもにペンチやニッパーなどで切れる硬さと太さをもつものをいう。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9f/IJzerdraad_verzinkt_1%2C2_mm_dik.jpg/220px-IJzerdraad_verzinkt_1%2C2_mm_dik.jpg)
太さは線径(線の直径)あるいは番手と呼ばれる数字(BWG,AWG)で表される。 材質は低炭素鋼、真鍮、銅、アルミニウム、金などがあり、それぞれ鉄の針金(鉄線)、真鍮の針金(真鍮線)、銅の針金(銅線)、アルミニウムの針金(アルミニウム線)、金の針金(金線)などと呼ばれる。なお材質が高炭素鋼のものは針金とは区別され、ピアノ線や鋼線と呼ばれる。
ペンチなどで容易に曲げられるが、同じ箇所を何度も曲げると加工硬化で硬くなり、それをさらに繰り返すと折れる。
店舗ではループ状やらせん状で販売され、金属材料としては比較的安価である。
表面がビニールや紙などで被覆加工されたものもある。
用途 編集
素材 編集
加工され、2次製品、3次製品が製作される。針金は腐食しやすいため、樹脂等でコーティングされることも多い。
資材 編集
その他 編集
比喩 編集
次のようなことがハリガネと喩えられる。カタカナ表記されることが多い。
- 痩せて細い体形。
- 茹で時間が極端に短い硬い麺。
- 鋭いこと。ハリガネシュート、ハリガネサーブなど。