野忽那島
瀬戸内海に位置する忽那諸島の一部
野忽那島(のぐつなじま)とは、瀬戸内海に位置する忽那諸島の一部で、有人島の内では一番東、四国本島側にある。愛媛県松山市に属する。面積は0.92km2、周囲5.7km。
野忽那島 | |
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所在地 | 日本 愛媛県松山市 |
所在海域 | 瀬戸内海 |
座標 | 北緯33度58分9秒 東経132度41分24秒 / 北緯33.96917度 東経132.69000度座標: 北緯33度58分9秒 東経132度41分24秒 / 北緯33.96917度 東経132.69000度 |
面積 | 0.92 km² |
海岸線長 | 5.7 km |
最高標高 | 96 m |
プロジェクト 地形 |
自然 編集
- 忽那諸島の中でもとりわけ小さい島。
- 皿山は標高73m、頂上には戦争当時つかわれていた監視塔がある。
- 島には灯台があり、今は干潮時にしか行くことが出来ない。
- 額場(ぬかば)海水浴場は綺麗な遠浅の砂浜で、以前はかなりの注目の場所だった。
- 山は土筆やワラビなど山菜が取れ、海ではヒジキやアサリなど海産物が小さな割に豊富な島。
- 山と海の自然にふれ合う場所。山や海の自然が綺麗。
歴史 編集
- 大正時代から昭和20年代にかけては、反物の行商の島として知られた。
- かつては、島民で賑わい、漁業、農業も盛んで神社では御輿祭りが行われ、島で盆踊りなども開催されて店も合わせて遅くまで開いていた。海水浴の観光地としても賑わっていた。
- 小学校の生徒減少と共に過疎化が進み、店も徐々に減っていった。今は学校も閉校。
- 温泉郡から松山市に統合。
産業 編集
社会 編集
- 小学校は1校あった。松山市立野忽那小学校。
- ※現在解体作業中
- かつては、島の別の場所にあった。
- 以前は生徒数もかなりいた。
- 2008年度の児童5名(内4名は留学生)。
- 2008年3月以後から休校となっている。
- 中学校はなし。かつては前述の小学校が中学校を兼ねていた。
- 人口106人(平成27年国勢調査)
- 世帯71戸(平成27年国勢調査)
- 小学校を利用したシーサイド留学の島として知られる。
- 映画「船を降りたら彼女の島」のロケ地[1]。
交通 編集
脚注 編集
- ^ “しまの詳細:野忽那島(のぐつなじま)”. 愛媛県. 2018年7月7日閲覧。
参考文献 編集
- 沢田俊子著『小さな島のちっちゃな学校』野忽那島シーサイド留学物語(汐文社2009年)ISBN 978-4-8113-8583-9
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典38 愛媛県』角川書店、1981年、512頁、912頁