藤原 吉子(ふじわら の よしこ、ふじわら の きっし、? - 大同2年11月12日(ユリウス暦807年12月14日))は、奈良時代後期から平安時代初期にかけての桓武天皇の夫人。父は藤原南家藤原是公(これきみ)。伊予親王の母。母親は不明であるが、是公の妾で尚侍となった橘真都我が母親で彼女の縁で後宮に入ったとする説もある[1]

経歴

編集

脚注

編集
  1. ^ 桜田真理絵「橘嘉智子立后にみる平安初期皇后の位置」吉村武彦 編『律令制国家の理念と実像』八木書店、2022年 ISBN 978-4-8406-2257-8 P362.