菱村

かつて日本の栃木県足利郡にあった村

菱村(ひしむら)は栃木県の南西部、足利郡に属していたである。現在の群馬県桐生市東部の菱町に相当する。

ひしむら
菱村
廃止日 1959年1月1日
廃止理由 編入合併
栃木県足利郡菱村群馬県桐生市
現在の自治体 群馬県桐生市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 栃木県
足利郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 21.93 km2.
総人口 5,686
(1950年10月1日)
隣接自治体 栃木県:足利郡坂西町安蘇郡田沼町
群馬県:桐生市
菱村役場
所在地 栃木県
座標 北緯36度25分42秒 東経139度22分34秒 / 北緯36.42833度 東経139.37619度 / 36.42833; 139.37619座標: 北緯36度25分42秒 東経139度22分34秒 / 北緯36.42833度 東経139.37619度 / 36.42833; 139.37619
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概要

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足利郡の最西端に位置し、桐生川を隔てて群馬県桐生市と接していた。古くから桐生市の経済圏に含まれ、県境であった桐生川の河川管理の合理化などの理由により、越境合併が行われ、群馬県桐生市菱町となった。なお、本村合併の翌年1960年7月1日には、群馬県山田郡矢場川村の一部が足利市に編入されており、これは栃木県側が提案した交換条件によるものとされている[1]

地理

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  • 山岳:仙人ヶ岳
  • 河川:桐生川、黒川、小友川

歴史

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  • 1876年(明治9年)下菱村、小友村が合併し黒川村が成立。
  • 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、上菱村、黒川村が合併し菱村が成立する。
  • 1959年(昭和34年)1月1日 群馬県に越境、桐生市に編入する。桐生市菱町(桐生市第17区)となる。

人口

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  • 1920年(大正9年):3,502人
  • 1930年(昭和5年):3,611人
  • 1940年(昭和15年):4,610人
  • 1950年(昭和25年):5,686人

関連項目

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脚注

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  1. ^ 知らなかった! 「県境」「境界線」92の不思議 (浅井建爾著、実業之日本社 2013年6月21日初版)p.201‐203