田口佐波主
田口 佐波主(たぐち の さわぬし)は、平安時代初期の貴族。官位は正四位下・神祇伯、贈従三位。
時代 | 平安時代初期 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 承和14年閏3月23日(847年5月11日) |
官位 | 正四位下・神祇伯、贈従三位 |
主君 | 淳和天皇→仁明天皇 |
氏族 | 田口氏 |
経歴
編集太皇太后・橘嘉智子の外戚であったことから、橘嘉智子所生の正良親王が即位(仁明天皇)すると、承和元年(834年)二階昇進して正五位下、承和2年(835年)従四位下と急速に昇進を果たした。のち、右京大夫・武蔵守を歴任する一方、承和11年(844年)従四位上、承和13年(846年)正四位下と累進した。
承和14年(847年)2月に神祇伯に任ぜられるが、同年閏3月23日卒去。最終官位は神祇伯正四位下。没後、太皇太后の外戚として従三位の贈位を受けた[1]。
官歴
編集『六国史』による。