清川駅
日本の山形県東田川郡庄内町清川にある東日本旅客鉄道の駅
清川駅(きよかわえき)は、山形県東田川郡庄内町清川字下川原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)陸羽西線の駅である[1]。
清川駅 | |
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駅舎(2020年8月) | |
きよかわ Kiyokawa | |
◄高屋 (6.3 km) (3.8 km) 狩川► | |
所在地 | 山形県東田川郡庄内町清川字下川原4 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■陸羽西線 |
キロ程 | 31.1 km(新庄起点) |
電報略号 | キヨ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
74人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)6月14日 |
備考 | 無人駅[1] |
陸羽西線は2022年5月より列車の運行を休止、バス代行を行っており、当駅も休止駅となっている[2]。代行バスについては「陸羽西線#バス代行輸送」を参照。
歴史 編集
- 1914年(大正3年)
- 1917年(大正6年)11月1日:路線名改称に伴い、陸羽西線の駅となる。
- 1978年(昭和53年)9月20日:貨物の取り扱いを廃止[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3]。
- 1991年(平成3年)3月:CTC化により無人化(交換施設は残る)。
- 2000年(平成12年)3月:現駅舎竣工[1]。
- 2004年(平成16年):交換施設撤去、棒線化。
- 2022年(令和4年)5月14日:高屋道路の(仮称)高屋トンネル建設関連工事に伴う陸羽西線の列車運行休止に伴い、鉄道駅としての営業を休止する[2]。
駅構造 編集
単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。かつては島式ホーム1面2線の構造で[1]、交換設備は撤去されたものの閉塞境界として場内・出発信号機は残され、現在でも稼動している。2018年(平成30年)に発生した集中豪雨による復旧作業においては、8月20日から10月7日までの間、当駅において余目方面へ一部列車が折り返し運転を行っていた[4]。駅舎側の線路を残しているため、駅舎とホーム(余目方)は構内踏切で連絡している。使われなくなったホーム端には柵が設置されている。
新庄統括センター(新庄駅)管理の無人駅で、2000年(平成12年)に升形駅などと同じ意匠の簡易な駅舎に建て替えられるまでは、木造の駅舎が残っていた。
利用状況 編集
2004年度の乗車人員は、1日平均74人[5]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 81 |
2001 | 74 |
2002 | 79 |
2003 | 74 |
2004 | 74 |
駅周辺 編集
最上川と鉄道の間に細長い集落がある。駅南西側はすぐに山地である。
隣の駅 編集
脚注 編集
- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、22頁。
- ^ a b c 『国土交通省による「(仮称)高屋トンネル」の施工に伴う陸羽西線全線の運転取りやめとバスによる代行輸送のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)JR東日本仙台支社、2022年3月24日 。2022年5月13日閲覧。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、572頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『陸羽西線(清川~余目)運転再開について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2018年8月17日。 オリジナルの2018年8月21日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 山形県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会. “山形県の鉄道輸送 平成26年度版”. 山形県. p. 31. 2019年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ “【2023年3月13日から】陸羽西線代行バス「北余目駅」バス停の変更について(お知らせ)”. 庄内町. 2023年4月18日閲覧。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 駅の情報(清川駅):JR東日本