松橋神社
熊本県宇城市松橋町松橋にある神社
松橋神社(まつばせじんじゃ)は、熊本県宇城市松橋町松橋にある神社である。松橋熊野宮(まつばせくまのぐう)、松橋権現社(まつばせごんげんしゃ)とも称する。旧社格は村社。
松橋神社 | |
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松橋神社 | |
所在地 | 熊本県宇城市松橋町松橋1218 |
位置 | 北緯32度39分10.9秒 東経130度40分29.0秒 / 北緯32.653028度 東経130.674722度座標: 北緯32度39分10.9秒 東経130度40分29.0秒 / 北緯32.653028度 東経130.674722度 |
主祭神 |
伊邪那美命 事解男命 速玉男命 |
社格等 | 村社 |
創建 | (伝)1049年(永承4年) |
別名 |
松橋熊野宮 松橋権現社 |
例祭 |
夏祭り(8月1日) 例大祭(10月9日) |
由緒 編集
二つの由緒がある。一つは、1049年(永承4年)、関白藤原道隆が勅を以て勧請し建立した[1]、というもの[2]。
もう一つは、社家である下田家の家伝で、下田家の先祖である下田伊予守惟勝が「当地に熊野権現を勧請するように」、と夢見による託宣を賜った。そこで住民にその旨を相談したが、聞き入れられなかった。すると、この地は常闇になってしまった。驚いた住民は、熊野権現を勧請創祀した、というもの。こちらは年代不詳[3]。
室町時代には、宇土城主の菊池氏や名和氏などの寄進、保護を受けた。1599年(慶長4年)、キリシタン大名小西行長により、社殿の焼き討を受けたので、神体を山中に避難させ、隠し祀った。その後、加藤清正の時代に当地に復興した[4]。