松本祐子 (小説家)
松本 祐子(まつもと ゆうこ、1963年10月31日 - )は、日本の小説家、イギリス文学者。聖学院大学元人間福祉学部教授、現在は人文学部児童学科教授。専門は19世紀イギリス文学、英米児童文学。
経歴
編集早稲田大学第一文学部英文科卒業後、日本女子大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。1992年、季刊小説雑誌『小説ハヤカワHi!』(『S-Fマガジン』臨時増刊号)に投稿したファンタジー作品『虹色のリデル』が編集者の目に留まり、作家デビュー[1]。2002年に公募新人賞である日本児童文学者協会新人賞を『リューンノールの庭』で受賞している。
受賞
編集作品リスト
編集シエナ国物語シリーズ
編集ルーカスレオンシリーズ
編集- 『夢の冠 碧の剣』(コバルト文庫、イラスト:星崎龍) 1995年
- 『夢の冠 白の闇』(コバルト文庫、イラスト:星崎龍) 1996年
天使たちのラプソディー
編集- 『御曹司はご機嫌ななめ』(スーパーファンタジー文庫) 1998年
- 『ヒロインは失踪中』(スーパーファンタジー文庫) 1998年
- 『恋敵はエゴイスト』(スーパーファンタジー文庫) 1998年
- 『跡継ぎは優等生』(スーパーファンタジー文庫) 1999年
未散(みちる)と魔法の花
編集- 『リューンノールの庭』(小峰書店) 2002年
- 『ブルーローズの謎』(小峰書店) 2004年
- 『フェアリースノーの夢』(小峰書店) 2006年
単巻完結
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ 『虹色のリデル』(ハヤカワ文庫Hi!Books、1992年3月20日初版発行)「著者紹介」、「あとがき」より。