東海辰弥
東海 辰弥(とうかい たつや、1964年12月18日 - )は、日本の元アメリカンフットボール選手。ポジションはQB(クォーターバック)。富山県氷見市出身。富山県立高岡高等学校、京都大学農学部卒業。怪物と称された[1]。
略歴 編集
大学以前 編集
高校時代は野球部に所属。
大学時代 編集
1984年に京都大学入学。3、4年次の1986年、1987年と連続して甲子園ボウルに優勝して[2]ミルズ杯を獲得し、生来の強肩と自らのランも強力で得点力向上の原動力となり、京都大学ギャングスターズ史上最高のQBと言われている。特に1年後輩の福島伸一郎とのホットラインは強力であった。また、4年次の主将・屋敷利紀(2022年9月現在金融庁審議官[3])とは、高岡高校時代からの同級生でもあった[4]。
大学以後 編集
京都大学卒業後はアサヒビール入社とともにアサヒビールシルバースターでライスボウル2連覇を果たす[2]など活躍し、引退。その後はアサヒビールに勤務、商品開発第一部エグゼクティブプロデューサーとしてクリアアサヒの開発に関与。後に海外酒類部門ゼネラルマネージャー(部長職)。 一方でよみうりテレビなどの関西学生アメリカンフットボールの中継の解説などにも出演していた。
2020年、第5回日本アメリカンフットボール協会殿堂入り顕彰者となる。[5]
私生活 編集
脚注 編集
- ^ “GANGSTERS 60年の歴史”. 京都大学ギャングスターズ. 2010年3月26日閲覧。
- ^ a b “過去の記録”. 甲子園ボウル2008. 2010年3月26日閲覧。
- ^ "金融庁が3メガ銀の米国ビジネスを注視、金利上昇受け-屋敷審議官". Bloomberg. 14 September 2022. 2022年10月20日閲覧。
- ^ 宍戸博昭 (2014年4月21日). “一通の手紙とクレジットカード 元京大主将・屋敷利紀”. 週刊TURNOVER. 2015年7月28日閲覧。
- ^ “新たに12名が殿堂入りします”. 公益社団法人日本アメリカンフットボール協会. 2022年1月8日閲覧。
- ^ アメフト東海氏の妻が自民から参院選出馬へ!蓮舫氏と激突 スポーツ報知 2010年3月15日
関連書籍 編集
- 『関学・京大・立命 アメフト三国志』 産経新聞大阪運動部 ISBN 978-4902970821