東海林

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東海林(しょうじ、しょうし、とうかいりん)で、日本の名字の一つ。全国4485世帯。山形県に約1000世帯。

特に山形県では「とうかいりん」と読まれるが、他地域へ進学・就職した際に「しょうじ」と読まれがちなことから、そのまま「しょうじ」と称する場合が多くみられる[1]

由来 編集

  1. 荘園を司っていた職業部の「庄司」に対し、東の海を渡ってきた林氏が、荘園の管理を任され「東海林(とうかいりん)」と名のったことにより「庄司の東海林」となり時代が進むにつれ省略混同され「東海林(しょうじ)」と呼ばれることとなった
  2. サイカチの木の山形での呼称「シオジ」に由来。また出羽国には東海林のつく地名もある。

東海がつく名字 編集

東海 (名字) — 読みは、(あずみ、あずまち、おずみ、ひがしうみ、とうかい、しょうじ)。全国874世帯。長崎通詞東海氏中国浙江省の人。由来には、東海林とは、直接関係がないが、東海と書いて、(しょうじ)と読むので、関連性はあると思われる。

東海枝 — 全国12世帯。東海林と語源をともにする。こちらも、山形県に多い。

東海谷 — 全国7世帯。

しょうじ 編集

日本人の姓の1つ

とうかいりん 編集

日本人の姓の1つ

脚注 編集

関連項目 編集