東京の女性』(とうきょうのじょせい)は、1939年公開の日本映画伏水修監督、東宝作品。丹羽文雄の小説が原作。原節子職業婦人に扮して、油にまみれ、必死に自動車セールスに必要な知識を身につけ、恋か仕事か悩みながら成長する女性を描く。

東京の女性
君塚節子(原節子)と同僚のたき子(水上怜子)
監督 伏水修
脚本 松崎与志人
原作 丹羽文雄
音楽 服部良一
撮影 唐沢弘光
編集 岩下廣一
製作会社 東宝映画東京撮影所
配給 東宝
公開 日本の旗 1939年10月31日
上映時間 83分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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あらすじ 編集

銀座の自動車会社でタイピストとして働く君塚節子は、家庭の事情でお金が必要となり、同じ会社のセールスマン、木幡に一人前のセールスレディにしてほしいと頼む。節子は車の知識を身につけ、セールスレディとしてバリバリ仕事をして、会社で優秀な営業成績を上げる。しかし、木幡はそんな節子に違和感を覚えるようになる。

スタッフ 編集

 
木幡好之(立松晃)と君塚節子(原節子)
 
左から たき子(水上怜子)、水代(江波和子)、君塚節子(原節子)、木幡好之(立松晃)
  • 製作:竹井諒
  • 原作:丹羽文雄
  • 脚色:松崎与志人
  • 監督:伏水修
  • 製作主任:井上深
  • 撮影:唐沢弘光
  • 録音:下永尚
  • 装置:安倍輝明
  • 編集:岩下廣一
  • 音楽:服部良一
  • 演奏:PCL管弦楽団

キャスト 編集

参考文献 編集

  • 佐藤忠男監修『永遠のマドンナ 原節子のすべて』出版協同社、1986年
  • 貴田庄『原節子 あるがままに生きて』朝日文庫、2010年

外部リンク 編集