明照寺 (彦根市)

滋賀県彦根市にある浄土真宗本願寺派寺院

妙法山明照寺(みょうほうざん めんしょうじ)は、滋賀県彦根市にある浄土真宗本願寺派寺院。

妙法山明照寺
所在地 滋賀県彦根市平田町744
位置 北緯35度15分17.7秒 東経136度14分30.8秒 / 北緯35.254917度 東経136.241889度 / 35.254917; 136.241889座標: 北緯35度15分17.7秒 東経136度14分30.8秒 / 北緯35.254917度 東経136.241889度 / 35.254917; 136.241889
山号 妙法山
宗旨 浄土真宗
宗派 浄土真宗本願寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 1393年明徳4年)
開基 祐海
正式名 妙法山明照寺
文化財 笠塚・池泉回遊式庭園
(彦根市指定文化財)
法人番号 2160005005506 ウィキデータを編集
明照寺の位置(滋賀県内)
明照寺
明照寺
明照寺 (滋賀県)
テンプレートを表示

歴史 編集

松尾芭蕉との関係 編集

14代目住職の李由松尾芭蕉に師事した俳人でもあった。芭蕉は1691年秋に大津から江戸に向かう途中で明照寺に立ち寄った。寺院近くの農家の老女を眺めて芭蕉が詠んだのが「稲こきの姥(うば)もめでたし菊の花」という句であった。菊が長寿の象徴であることに見立てて詠んだとされている。寺院内の池泉回遊式庭園には李由の手植えの梅があり、芭蕉は庭園を鑑賞しながら 「百歳(ももとせ)の気色(けしき)を庭の落葉かな」という句を詠んでおり、句碑として残されている。この句碑は、笠塚[1]という名称で建てられている。これは、芭蕉没後に李由が形見分けとして芭蕉の渋笠を貰いうけて笠塚の下に埋めた事を示す物である。

境内の史跡 編集

  • 池泉回遊式庭園
  • 笠塚

文化財 編集

  • 市指定文化財[2]

その他 編集

  • 本堂は1983年(昭和58年)8月25日に焼失しその後再建されている。

出典 編集

  1. ^ 彦根市役所 カルタで学ぶひこねのれきし - ウェイバックマシン(2016年6月4日アーカイブ分)
  2. ^ 彦根市の指定文化財一覧表”. 彦根市. 2022年11月10日閲覧。