思春期』(ししゅんき、PUBERTY)は、日本のロックバンド、THE BOOMが発表した4枚目のアルバム。1992年1月22日発売。

思春期
THE BOOMスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ソニー・ミュージックレコーズ
ソニー・ミュージックダイレクト(再発盤)
プロデュース THE BOOM
チャート最高順位
THE BOOM アルバム 年表
D.E.M.O.
1991年
思春期
1992年
THE BOOM
1992年
『思春期』収録のシングル
  1. みちづれ
    リリース: 1991年11月21日
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解説 編集

前作『JAPANESKA』で触れた沖縄音楽を更に昇華させ、のちの彼らの代表曲となる「島唄」が世に出ることとなった記念すべきアルバム。

なお、後にシングルとして発売される「島唄 (オリジナル・ヴァージョン)」は1992年発売ベスト・アルバムTHE BOOM』に収録されたリミックス・ヴァージョンであり、本作で収録されているものと別である。

収録10曲のうち、1曲(「憂鬱なファーブル」)はベーシストの山川が歌っている(これまではすべての楽曲のボーカルを宮沢が歌っていた)。

沖縄方言で歌われた「島唄 (ウチナーグチ・ヴァージョン)」は同年の春にレコーディングされ、12月に沖縄限定で発売されてヒットした。

2005年8月3日デジタルリマスターされ再発売。ボーナス・トラックとして「島唄 (ウチナーグチ・ヴァージョン)」が収録。

収録曲 編集

CD
全作詞・作曲: 宮沢和史(特記以外)、全編曲: THE BOOM。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「思春期」宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
2.「子供らに花束を」宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
3.「ひのもとのうた」宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
4.みちづれ(作曲: 宮沢和史・小林孝至)宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
5.「きょうきのばらあど」(作曲: 宮沢和史・小林孝至)宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
6.「星を数えているうちに」宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
7.「憂鬱なファーブル」(作詞・作曲: 山川浩正・宮沢和史)宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
8.「そばにいたい」宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
9.島唄宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
10.「サラバ」宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
11.島唄(ウチナーグチ・ヴァージョン)(※ボーナス・トラック/2005年再発売盤のみ収録。)宮沢和史(特記以外)宮沢和史(特記以外)
合計時間:

ツアー 編集

このアルバムと連動した全国ツアー「SPECIAL」はアルバム発売直後の1月31日から7月6日まで行われた。前年の6月から行われてきた「出前ツアー」を1992年1月初旬に終えたばかりであったが、グループはすぐにこのツアーを開始した。ライブ開始前の会場にはが焚かれ、民族音楽が流れていた。当時のBOOMがアジア(およびアジア音楽)に関心を持っていたことがうかがえる演出である。

外部リンク 編集