平林美都子
平林 美都子(ひらばやし みとこ、1951年 - )は、日本の英米文学者。専門は英語圏文学[1][2]、ジェンダー研究[2]。元愛知淑徳大学教授。
人物 編集
1974年名古屋大学文学部英文科卒、1989年同大学院博士課程満期退学。同年、愛知淑徳短期大学助教授[2]を経て、2007年同大学文学部教授[2]。1999年「女と隠遁 :テニスンの一九世紀」で愛知淑徳大学・文学博士。愛知淑徳大学では、図書館長やジェンダー・女性学研究所所長、グローバルカルチャー・コミュニケーション研究科長を歴任した[2]。
著書 編集
- 『女と隠遁 テニスンの一九世紀』(山口書店) 1993
- 『待たされた眠り姫 19世紀の女の表象』(京都修学社) 1996
- 『「辺境」カナダの文学 創造する翻訳空間』(彩流社) 1999
- 『表象としての母性』(ミネルヴァ書房) 2006
- 『「語り」は騙る 現代英語圏小説のフィクション』(彩流社) 2014
共編著 編集
翻訳 編集
- 『スザナ・ムーディーの日記 マーガレット・アトウッド詩集』(ベヴァリー・カレン、久野共訳、国文社) 1992
- 『レズビアン日記 Voila ほらここにある』(ニコル・ブロサール、ベヴァリー・カレン共訳、国文社) 2000
- 『パワー・ブック』(ジャネット・ウィンターソン、英宝社) 2007