嶋村カオル

日本の女性声優 (1969-2013)

嶋村 カオル(しまむら かおる、1969年4月15日 - 2013年2月26日[7])は、日本女性声優。最終は81プロデュース所属[6]神奈川県横浜市生まれ[2][3]

しまむら かおる
嶋村 カオル
プロフィール
本名 高橋 浩子
(たかはし ひろこ)[1]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本神奈川県横浜市[2][3]
死没地 日本の旗 日本・神奈川県横浜市
生年月日 (1969-04-15) 1969年4月15日
没年月日 (2013-02-26) 2013年2月26日(43歳没)
血液型 A型[4]
身長 162 cm[5]
職業 声優
事務所 81プロデュース(最終)[6]
配偶者 あり
公式サイト 嶋村カオル - 81プロデュースの公式サイト
活動
活動期間 1991年 - 2012年[要出典]
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

略歴 編集

中学、高校の間の4年間はアメリカで暮らし、のちに英検1級を取得。英語教材にも多数声をあてている。上智大学卒業[2]

2012年6月より体調不良により休養していた[8]

2013年2月26日乳癌のため横浜市の病院で死去[3]。43歳没。

人物 編集

本名は高橋 浩子(たかはし ひろこ、旧姓:米倉〈よねくら〉)で、2005年5月31日までは嶋村 薫(しまむら かおる)名義で声優活動をしていた。また、かつて(デビュー当初)は本名(旧姓)の米倉 浩子[9]の名義で声優活動をしていた。

少年、若い女性、老婆役まで演じる役柄は幅広かった[10]

ランク王国 編集

1995年、26歳のとき、『ランク王国』にラルフの声として出演したが、開始前に出演するか迷っていたという。だが、生涯やり続けられる仕事として出演した。また、2012年6月2日から関山美沙紀が彼女の代役(のちに事実上の2代目)を担当している。

また死後初めての放送になった、2013年3月2日放送回の最後において、彼女の「check it out」の声と追悼メッセージが流された。それにまた、生前最後のMCとなった美咲アヤカが追悼メッセージを同年2月28日に寄せた[11][12]

英語技能 編集

前述の通り、中学・高校4年間アメリカで暮らし、英検1級を取得しているため、英語を使用することがある。しかし、『ランク王国』では英語をあまり使用していない。海外アニメで英語を使用することが多く、『おたすけマニー』のケリーとシメールの声などを担当している。また、クリステル・チアリが彼女を大切で大好きな先輩として慕っていた。

後任 編集

嶋村の病気による降板に伴い、役を引き継いだ声優は以下の通り。

後任 役名 概要作品 後任の初担当作品
関山美沙紀 ラルフ[注 1] 『ランク王国』 2012年6月2日放送分
坂本千夏 ドーラ[注 2] ドーラといっしょに大冒険 Amazonプライム
青山桐子 小野杏子 史上最強の弟子ケンイチ 『史上最強の弟子ケンイチ 闇の襲撃』
勝生真沙子 小川先生 あたしンち 不明
沢海陽子 おバチちゃん それいけ!アンパンマン
桐山智花

出演 編集

テレビアニメ 編集

1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
  • あたしンち(2002年 - 2007年、小川先生〈2代目〉、店員A、店員B)
2006年
2008年
2010年

OVA 編集

1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
2000年

劇場アニメ 編集

ゲーム 編集

吹き替え 編集

映画 編集

テレビドラマ 編集

テレビ番組 編集

アニメ 編集

特撮 編集

CD 編集

CM 編集

教材 編集

テレビ番組 編集

その他コンテンツ 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 上記(ランク王国の項)参照。死去までは代役という形で、嶋村の没後正式に2代目となった。
  2. ^ なお、坂本はニコロデオン放送版でも声をあてている。
  3. ^ 「嶋村 薫」名義。
  4. ^ 「嶋村 カオル」名義。
  5. ^ a b c 「米倉 浩子」名義。

出典 編集

  1. ^ 『芸能手帳タレント名簿録Vol.39('04〜'05)』連合通信社・音楽専科社、2004年5月3日、136頁。 
  2. ^ a b c 【訃報】声優の嶋村カオルさんが…”. テレ朝芸能&ニュース. テレビ朝日 (2013年2月28日). 2020年3月3日閲覧。
  3. ^ a b c 「ランク王国」ラルフ声優の嶋村カオルさん死去”. サンスポ. 産業経済新聞社 (2013年2月27日). 2013年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月27日閲覧。
  4. ^ 『芸能手帳タレント名簿録Vol.46('11〜'12)』連合通信社・音楽専科社、2011年4月29日、394頁。 
  5. ^ 嶋村カオルとは”. タレントデータベースWeblio辞書. 2011年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月4日閲覧。
  6. ^ a b 嶋村 カオル - (メモリアル):株式会社81プロデュース‐声優プロダクション”. 2023年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月31日閲覧。
  7. ^ 嶋村カオル”. allcinema. 2020年4月22日閲覧。
  8. ^ 嶋村カオルの休養について:81produce”. 2012年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月22日閲覧。
  9. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年7月、136頁。ISBN 978-4-41-500878-3 
  10. ^ 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、68-69頁。ISBN 4-19-720012-9 
  11. ^ 「ランク王国」ラルフ役・嶋村カオルさん死去…番組MCが追悼”. シネマトゥデイ (2013年2月28日). 2013年2月28日閲覧。
  12. ^ ありがとうございました。”. 美咲アヤカオフィシャルブログ (2013年2月28日). 2014年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月28日閲覧。
  13. ^ “デビルマンレディー”. トムス・エンタテイメント. https://web.archive.org/web/20150420230253/http://www.tms-e.co.jp/search/introduction.php?pdt_no=39 2016年5月6日閲覧。 
  14. ^ 魔術士オーフェン Revenge”. J.C.STAFFオフィシャルホームページ. 2017年3月19日閲覧。

外部リンク 編集