岩田達宗
岩田 達宗(いわた たつじ)は、日本のオペラ演出家。神戸市出身。東京外国語大学フランス語学科卒業。日本を代表するオペラ演出家のひとり。
概要 編集
『行列のできる演出家』と言われ、国内大小様々なオペラを数多く演出を手掛けている。鴻上尚史率いる第三舞台の演出助手を経て栗山昌良氏に演出助手として師事した[1]。
演出を手掛けるプロダクションとして日生劇場、新国立劇場、びわこホール、藤原歌劇団、日本オペラ協会、コレギウム・ムジクム、藤沢市民オペラ、愛知県文化振興事業団、神戸市演奏協会、大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス、関西二期会、関西歌劇団、堺シティオペラ、広島オペラルネッサンス、鹿児島オペラ協会、ミャゴラトーリなど。
2007年以降はいずみホール・オペラのプロデューサーを兼任。
主な受賞歴 編集
- 2003年 - 音楽クリティック・クラブ賞受賞
- 2005年 - 大阪府舞台芸術賞、佐川吉男賞受賞
- 2006年 - 音楽クリティック・クラブ賞受賞
- 2011年 - 文化庁芸術祭大賞受賞
代表的な演出作品 編集
ラ・ジョコンダ、ランメルモールのルチア、夢遊病の女、仮面舞踏会、椿姫、ラ・ボエーム、フィガロの結婚、ドン・ジョヴァンニ、カルメン、リゴレット、夕鶴、よさこい節、源氏物語(世界初日本語版)、ファルスタッフ、カヴァレリア・ルスティカーナ、道化師、ナブッコ、古事記、遠い帆、白虎、てかがみ。